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プロローグ……苦悩
どうも、西内京介です。
この作品は、僕が大分前に書いた小説で読んでくれた友人からは、途中までは好評を得ていたのですが、ラストは少しおかしいのではないかと、指摘されてしまいました。
皆さんも、ラストまで読んだら是非、感想をください! これから徐々に、投稿していきたいと思っています。
それでは、どうぞ!
俺は、親友だった男を殺した。
言っておくが、決して故意ではない。誤って、殺してしまったのだ。
けど今となっては、それらは言い訳にしか過ぎない。過程はどうあれ、俺は親友を殺してしまったのだ。
認めたくないのだけど、認めざるをえない事実だ。
俺が殺人犯になったあの日以来、目を瞑るたびにその光景を鮮明に思い出す。そのため、夜も眠れない。
そして今日も、あいつの苦しむ顔が、俺の脳裏をよぎる。
聞こえるんだ。あいつの苦痛の叫びや、助けを求める声が。
だけど、もう遅いんだよ。過去にはもどれないのだから――。