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捜索準備

読みに来てくださりありがとうございます。

少しでも楽しんでいただけたら幸いです。


一部修正してます。

 《なあ、アリア。お前やアルファ達は自身の体を大きくしたりとかはできるのか?》


 セレス大樹海の生き残り達を探して、ここに連れてきてもらうのに必要なことだから、確認しておかなければいけない。


 集落にいる人達にも是非、この森に来てほしいしな。


 《私達は大きさを変えることなんてできませんよ~》


 《当り前じゃないですか~》と言ってくる。


 後ろでアルファ達もうんうんと頷いている。


 《そうか。なら丁度いい》


 9個の足輪を作り、それぞれに『エンチャント』で『念話(長距離も可)』『巨大化/縮小化』『マナ吸収』を付与して、アルファ達に渡していく。


 アリアの足輪を預かり、『念話(長距離可)』『巨大化/縮小化』『ハードニング』を付与した足輪と『マナ吸収』『体力回復速度上昇』『軽量化』を付与した足輪の二つを渡す。


 みんなに足輪に付与した効果を説明し、試しに巨大化してもらった。


 どうやらマナを必要とするようだが、みんな問題なく大きくなり、七~八メートルくらいの大きさになった。


 どこまで大きくなるかは分からないようだ。


 いずれ、どこまで大きくなれるか試してみないと。僕も含めて。


 今の僕は小さくなってるけど、どこまで小さくなるかも試したい。


 今度、暇な時にでも試してみるか。





 みんなは渡した魔道具の感触を試している。


 サンダーバードの中で一番空を飛ぶのが早いというデルタとその次に飛ぶのが早いアルファにセレス大樹海の生き残りが集まった集落へ行ってもらい、この森のことを伝えてもらいたいと思ってる。


 この森のことを伝えたうえで、移り住みたいかどうか聞いてきてほしいとも思ってる。


 なのでこの二羽には『速度上昇』をエンチャントした足輪も追加で渡しておく。




 あともうニつ作っておく。


 一つ目は人が大勢入れる箱だ。イメージとしてはバス。


 シルキーワームことヒイ達の糸は粘着糸も吐くことができるらしい。粘土も自由に変えることができるらしい。


 というわけで、接着剤のように使わせてもらうことにした。


 まず剪定していた枝を板にする。


 そして十メートル四方、高さ二メートル程の木箱を作る。窓を作ることも忘れない。


 中で人が座れるように座席を作り、座れない人の為に取っ手も作る。


 そして『軽量化』を『エンチャント』しておく。ちなみに中に入ったものも軽くなるように『エンチャント』しておいた。


 箱の四隅に丈夫な蔦で取っ手を作る。この取っ手を使えば、集落にいる人達をまとめて連れてくることも可能だろう。



 二つ目は人形。


 まず僕の体から六メートル位の枝を一本切り取り、『フォルムチェンジ』で圧縮させ、五十センチ位の人形を作る。ちゃんと手足、指まで動くようにし、首も回るようにしておく。


 その人形に『遠隔操作』『シンクロ』を付与する。


 よし。できた。では次に動作確認だな。


 人形とシンクロし、意識を同調する。


 感覚共有は問題なしだな。


 次にシンクロしたまま能力を発動することができるか検証する。


 ……どうやら全部が使えるわけではないようだ。


 検証の結果使えるのは『念話』と『プレデター』だけのようだった。


 流石に全部使えるような都合のいい話にはならないが最低限『念話』が使えるなら問題ないだろう。



 早速、デルタとアルファに集落に行ってもらい、この森に移り住むかどうか、聞いてきてもらうことにする。


 《僕の人形を作った。念の為この人形も連れて集落に行ってくれ。どうなったかは連絡をよろしくな》


 と言うとアルファが僕の人形、(トレント人形と呼ぶことにしよう)を咥えてデルタと共に飛び立っていった。




 アルファとデルタを見送ってから数時間が経過した。


 アリア達やヒイ達は果実を食べに行った。おなかが空いたとのことだった。


 それはそうだよな。もう昼中だからな。


 それより、カルラはまだ起きてこないのか?


 いくら何でも寝過ぎだ。


 そう思っているとカルラが家から出てきた。


 《おはよう、カルラ。もう昼過ぎてるよ》


 疲れた顔で家から出てくるカルラ。


「おはようトレントさん。貴方のせいであまり眠れなかったわ」


 と、いきなり失礼なことを言われてしまった。何故に?


 《急に何。なんで僕?僕何かした?》


「はぁ。これだもんなぁ……」


 溜息吐かれるし。呆れた目で見てくるし。


 僕がいったいなにをしたっていうんだ?


「昨日のサンダーバード達との戦いが滅茶苦茶すぎるのよ。私、貴方と争わなくてよかったって本当に思ってるの。もし戦闘になってたらと思うと……」


 両手で自分の抱きしめ、ぶるりと震える。


「想像したくもないわ」


 とのことだった。


 《あっ、そうそう!カルラに伝えておかないといけないことが》


「なにかしら?」


 《この魔獣達に名前を付けたんだ。あの一番大きなサンダーバードは、種族が違ってたんだ。本当の種族名はサンダーフェニックスだ。サンダーフェニックスのアリア。サンダーバードには――》


 とアルファとデルタを除いたサンダーバード達を紹介した。


 あと二羽いるのだが用事で出かけてるということも。


 《で白芋虫はシルキーワームという名前だそうだよ。先頭にいる奴ヒイその左にいるのが――》


 とシルキーワーム達の名前もカルラに伝えておいた。


「名付けしたんだ」


 《ああ。名前がないと呼ぶとき不便だからな》


「そう。皆さん。私はカルラです。これからよろしくお願いしますね」


 とカルラが簡単に自己紹介をした。


 カルラの回りにアリア達、ヒイ達が集まりワイワイと話している。


 ひとまず、仲良くやっていけそうで良かった。


 落ち着いたら、セレス大樹海の生き残った人達の集落があること、それとその人達にこの森に移り住むかどうかを聞きに行ってもらってることをカルラに伝えないとな。



 この森に多くの人達に集まってきてほしいから、明日から居住区を作らないといけないから、区画整理と果樹を増やしていかないとな。気は早いかもしれないが。


 さあ忙しくなるぞ!




最後まで読んで下さりありがとうございます。

次の更新は明日を予定しています。

今後とも宜しくお願い致します。

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