ブラック・ボックス・ファンタジー種明かし編
2作目を公開するにあたり、間違って何かの拍子に処女作を読んでしまう方がおられるかもしれないと思い。急遽、ブラック・ボックス・ファンタジー種明かし編を公開することにしました。
ブラック・ボックス・ファンタジーは何だったのか。
答えはブラック・ボックスとは著者の脳のことで、
ブラック・ボックス・ファンタジーはただのラブレターでした。
皆様聞いたことがあるかもしれません。処女作は作者を投影しすぎる。曰くオナニー小説だ。そういった作品が量産されやすい。そういう情報を知って考えたのです。
じゃあ、自分のことを自分のためだけに書く究極のオナニー小説。
つまるところテクノブレイク小説を書いちまえばいいやないか!! と。
そしてもう一つ目的がありました、自己の保管です。
実は私は双極性障害を患っておりまして、今は通院して社会と折り合いつけてやっていますが、このブラック・ボックス・ファンタジーを書いている時は病院に対して不信感を持っており投薬治療しておりません。
皆様ご存じの方もおられますでしょうが精神障害を書いた題材で有名なのが、夢野久作様の『ドグラ・マグラ』です。夢野久作様は多分一生懸命精神障害はこういうことかな~って書いたかと思いますが、このブラック・ボックス・ファンタジーは純度100%の精神障害です!!
精神障害が一生懸命自己を保管しようと書いたのですから精神障害濃度半端ないです!!
あらすじとかお目汚し過ぎだったので削除しましたが。。。
ですので、異世界転生ものが主流ですが、ブラック・ボックス・ファンタジーは本当に精神障害の世界に連れて行けるかもしれません。夢のある話ですね。
さて、これがどういった物語だったかと言うと、あまりもう覚えてませんが元カノへのメッセージですね。元カノの誕生日から7月7月(七夕)までの……願いが叶う日までの話です。これ読んだ時に自分が感じ取ったメッセージ性は、自分と元カノさんは別々の道に行くけど俺は元気にやっていくよ……そういう風に受け取りました。物語の中で道行文(有名な心中の歌)に合わせて自分の過去の思い出と心中させています。キスシーンも現実舞台ではなく夢の世界で行われてます。そういう意思表示の物語だったんです。……と完成して改めて読んで思ったのは。
これラブレターやん。
とまあ、人のラブレターを読む感覚で読んでもらっても構いませんし、精神障害ワールドを堪能してもいい。
ただこんなの読む人いねえ……そう思ってました。
……レビューついておりました。
そしてはがされておりましたwww
ただ、レビューがついたのを確認した時こんな作品でも読んでレビューしてくれたんだという経験がありがたく、2作目にとりかかることができました。どこの誰かはもうわからなくなってしまいましたが感謝しております。
何はともあれ戻って参りましたので、また宜しくお願い致します。
2作目は1月11日に数話アップロードして1章完結まで毎日更新予定です。