名は体を表す
なんでこうなった……
※ロリポリの種族レベルを追加
確か、スキル一覧に……
あったあった。
【テイム】
必要スキルポイント:4
《いきものみんな、おともだち》
MOBを手懐ける。
説明が簡単すぎる!?
テキストは、スルーするとして。
このスキルを使えば、魔物や動物などのMOBをペット、あるいは使い魔として使役する事が出来る。
掲示板やウィキで調べてみたけど、やり方はそれぞれ千差万別だった。
三日三晩戦闘して調伏させた人もいれば、餌をあげて手懐けた人もいる。中には撫でるだけでテイムしちゃう凄い『調教師』もいるとか。
さて、スキルポイントは……4かー。
【テイム】取っちゃうと【鉄扇術】に必要なポイントが1足りなくなるなぁ。
うーん。
ええい、女は度胸!
取っちゃえ!
【テイム】取りました。
これでスキルポイントは残り4に。
でも、後悔はしません。
さー、ロリポリ君。私のペットになりたまえ。
頭にタッチして、【テイム】発動。
《【テイム】——失敗しました。》
ありゃ?
やっぱり、いきなりじゃ無理かな?
それと、【テイム】はMPを消費するみたいだ。
全快してたMPが2割ほど減ってる。
さて、ロリポリはパッシブ。つまり大人しい生き物だ。流石に痛めつけて弱らせる、というのも可哀想かな。
よし。ここは餌付け作戦で行こう!
ダンゴムシって何が好物——って何でも食べるんだっけ?
確か、枯れ木も食べるから英語では『Wood louse』って呼ばれるんだっけ。『Roly-Poly』は英語での幼児語だったかな。
えーと、道具袋の中には……木製のアイテムはないなぁ。
今手に持ってる〈木のロッド〉あげる訳にもいかないし。
うーん、お肉でいいかな?
なんでも食べるなら狼肉やイタチ肉でもいいよね。
いいよね?
《【テイム】——失敗しました。》
《【テイム】——失敗しました。》
《【テイム】——失敗しました。》
《【テイム】——失敗しました。》
《【テイム】——失敗しました。》
《【テイム】——失敗しました。》
……こいつ。
どんだけ食うんですか?
もう、手持ちのお肉は今食べてる〈槍蛙のモモ肉〉で最後なんですが。
鹿肉と兎肉以外。
鹿肉と兎肉は〈トラノカミ〉の供物に使うし、私が食べたいし——とにかく、出す訳にはいかない。
MPもこまめに回復させてたけど、もうヤバす。
それに、そろそろ日の出も近い。
夜のMOBは太陽が顔を出すと、一瞬で巣に隠れちゃうから、これが最後の一回だ。
「お願いっ!」
《【テイム】——成功しました!》
え?
《テイム可能枠1/2 〔ロリポリ〕をテイムしますか? Y/N 》
やったー!
イエスイエスいえーす!
《〔ロリポリ〕をテイムしました。名前を付けて下さい。『 』 》
名前。なまえかー。
うーん。
うーん。
よし、これだ。
《『御丸/OMARU』で宜しいですか? Y/N 》
イエス。
「君の名前は『おまる』だ!」
四国とか滋賀県ではお団子の事を『おまる』って呼ぶらしいんだよね。
ダンゴムシだからくるんと丸まるし、名前もぴったし。
あ、赤ちゃんがふんばるアレじゃないよ?
アレは『御虎子』と書きます。
全然、字が違います。
違うんです。
「さて、これからよろしくね?」
「キュィイー」
おまるが頭を寄せて、擦り付けてくる。
「よしよし」
うん、よく見るとなかなか愛嬌のある顔だ。
ただ、後ろに倒れちゃいそうだから、もう少し力を弱めてくれない?
「おまる。背中乗せてね?」
「キュィッ」
何言ってるかわからないけど、多分良いんだろう。
よいしょ、よいしょとよじ登り、おまるの上に跨がる。
「おお! 良い景色」
白みはじめた景色を、普段より少し高い位置から眺める。
うーん、背が小……さいから、目線が新鮮だ!
では、おまるのステータスを見てみるかな。
名前:御丸/OMARU
種族:ロリポリ Lv. 2
属性:土
従属契約:饕餮
STR:12
VIT:25
AGI:7
DEX:3
INT:2
MND:3
スキル:
【突進】Lv. 2
【防御体勢】Lv.5
【身体異常耐性・中】
【重心安定】
【何でも捕食】
【環境適応】
見事な壁要員ですね!
属性は土、というか属性あるのか。
私もあるのかな? ステータスには見当たらないけど。
スキルは、数が割と多いかな。
攻撃らしいのは一つしかないけど。
まあ、これは仕方ない。種族的に守り重視なんだろうし。
運営は変なルビ振るんじゃない。噴いちゃったじゃないですか!
ところで、MOBはテイムされた事で性質が一部変化する場合がある。
例えば、夜行性のMOBが昼でも行動可能になったり、その逆だったり。
ただ、これはMOBの種類によって変わり、例えば水棲の魚MOBが地上や空中で行動できるようになる訳じゃない。
あくまで、元からある能力や性質の拡張であり、種の限界を超える訳ではないのだ。
例外が、ない訳でもないらしいけど。詳しい事は分かってない。
おまるの場合、昼夜関係なく行動できるようになったようだ。
さて、今日からこの子が私の長距離移動での足になる。
【騎乗】スキルはないけど、まああまりスピード出なければ大丈夫でしょ。
いずれは取る予定だけど、確認したらスキルポイントは6も消費するから後回しだ。
「あ、私が乗ってる時は丸まったらダメだよ? 私が落っこちちゃうからね」
「キュィイー」
んじゃま。
夜も開けるし、一旦街に戻りますか。
「おまる。ゴー!」
うん。イイね。
沢山の脚での走行だからか、それとも気を使ってくれてるのか。
思ったほど揺れが無くて、快適な移動です。
MOBと遭遇しても向こうから逃げ出すか、おまるの突進に跳ね飛ばされるか、で戦闘する事なく驀進している。
たまに他のプレイヤーやNPCの人ともすれ違う。
迷惑は掛けないよう、距離を離すように指示してあるので、遠くから眺めるだけだけど。
みんな、あんなボウっとしてて大丈夫なのかな——って、あ、一人ウェブキャタピラに撥ね飛ばされた。
お、街の城壁が近付いてきたよ。
「あそこで止まって、降りさせてね」
「キュッ」
さーて。
この子、街に入れるのかな?
名前 : 饕餮 / TOUTETU
種族 : 鬼人Lv. 2
職業 : メイデンLv. 4
称号:
『虎狩り』[特殊]
『危難を凌ぎし者』[特殊]
『ウェンディコの問題児 』[特殊]
『戦神の承認者』[特殊]
『戦鬼』[種族]
ステータス
ATK:+3(+5)
DEF:+4 (+7)
MBS:+1(±0)
RES:+2(+2)
STR:12
VIT:10
AGI:11
DEX:12 [+2]
INT:15
MND:24
ボーナスポイント:0
使役契約:御丸(種族:ロリポリ)
装備アイテム
・〈木のロッド〉
・〈古鉄扇〉(予備枠)
・〈白の襲〉
・〈緋袴〉
・〈重金の髪留め〉
・〈跳ね兎の革足袋〉
・〈異界の道具袋〉
イベントアイテム
・〈宝冠の欠片〉
習得魔法
【巫術】Lv. 4
〈ハラエノミソギ〉Lv. 2
〈ナギノミカガミ〉Lv. 1
〈ミノカミ〉Lv. 1
〈ツクモツキ〉Lv. 1
〈コンパクカッセイ〉Lv. 1
〈トラノカミ〉Lv. 1
オリジナルアーツ
〈雀撃ち〉Lv. 1
〈竜尾の一振り〉Lv. 1
所持スキル
【棒術】Lv. 10
【震脚】Lv. 9
【舞踊】Lv. 6
【暗器術】 Lv. 3
【掴み】Lv. 2
【恐怖と魅惑の微笑】 Lv. 1
【細工】Lv. 3
【鑑定】Lv. 2
【解析】Lv. 3
【暗視】Lv. 2
【言語理解】Lv. 1
【鬼人語】Lv. 1
【神幻語】Lv. 1
【古代魔法言語】Lv. 1
【精霊語】Lv. 1
【魔導言語】Lv. 1
【ダッシュ】Lv. 1
【テイム】Lv. 1 New!
スキルポイント: 4




