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forget me not 3

 人類は滅亡の日を迎えていた。

 太陽表面に突然起きた大爆発が、強烈な太陽風で地球の磁場を吹き飛ばしたのだ。

 宇宙線の嵐の中で地表の生命は瞬く間に死滅した。シェルターに逃げ延びた最後の人類も、その滅亡を悟るしかなかった。

 彼らは人類の生きた証を残そうと、持てる知識と芸術を石碑に残すことにした。後代に人類のような知的生命体の出現を期待して。

 そして最後の人類が、最後の碑文をその頂きに刻んだ。


 ――私を忘れないで。


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