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放課後の時間

 放課後の屋上でいつも彼女は煙草を吸って待っていた。


「やあ、少年」


 赤い斜陽に染まる彼女は片手を上げて僕を迎える。


「少年はやめてくださいよ、先生」


 彼女が僕の顔に煙草の息を吹きかけた。僕がむせると彼女は笑う。


「少年。なぜに日は沈むのか」


 芝居がかった口調で夕陽を指差す。僕が怪訝な顔をすると、彼女は短くなった煙草の火を見つめた。


「時は止まらないということだ」


 あの夕暮れから数年。

 彼女が結婚したという噂を聞く。

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