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末路

 俺の身体に鴉が舞い降りた。

 日の当たらないビルの隙間の路地裏だ。俺はゴミのように転がって、冷たいアスファルトの上でお寝んねしている。

 鴉が啼いている。

 ドジな話だ。裏切られて刺されて。もう腹から流れる血も薄い。

 鴉が啼いている。

 ふん、仲間を呼んでやがる。ビルの影に四角く切り取られた空に、二羽、三羽と鴉が走る。

 黒い羽根を散らし、俺の身体に鴉どもが舞い降りた。

 俺を見る。

 ああ、啄めばいいさ。そんな末路も面白い。

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