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待つ
道端で小さな犬にあった。
買い物をしている飼い主を待っているのだろうその犬は、行儀よく足をそろえ、じっとコンビニの中を見つめている。
あたしは少し離れたガードレールの支柱に腰掛け、その犬を見ていた。
やがて犬が立ち上がり尻尾を振った。飼い主が戻ってきたのだ。
飼い主の足に身体を寄せる犬を見ながら、あたしは煙草に火をつける。
「幸せものめ」
そう吐いた息はぼんやりと漂い、そしてあたしは戻らぬあいつを待ち続ける。
道端で小さな犬にあった。
買い物をしている飼い主を待っているのだろうその犬は、行儀よく足をそろえ、じっとコンビニの中を見つめている。
あたしは少し離れたガードレールの支柱に腰掛け、その犬を見ていた。
やがて犬が立ち上がり尻尾を振った。飼い主が戻ってきたのだ。
飼い主の足に身体を寄せる犬を見ながら、あたしは煙草に火をつける。
「幸せものめ」
そう吐いた息はぼんやりと漂い、そしてあたしは戻らぬあいつを待ち続ける。
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