表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/100

割り勘

200文字コメディ。

 友人との食事を割り勘で会計したら釣りが一円返ってきた。

「どうする?」

 お金に細かい友人なのでそう訊くと、友人は不敵に笑った。

「こういう時の為に俺は破断秘孔の奥義を極めたんだ」

「は?」

 怪訝な俺を尻目に友人は一円を床に置く。そして目を閉じ、気息を整え腕を振り上げた。

 開眼。

「ほぉひゅっ!」

 指の突き立った一円が二つに割れた。

「はい」

 綺麗に等分された一円を笑顔で差し出す友人。

 友よ。現金は小数点以下切り捨てだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ