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登場人物 

Agehaより要・葵・松本・萬矢・キュウ

虹霓よりラリマー・カルサイト

おみくらよりリリィ・シスル・ダスティ・ピアーニー




要が司会放棄して数分後。

ほしい能力もすでに発表し終わり、男4人別席に移動済み。


リ:「あの、シスル様。なにか召し上がりますか?要様が葵様にお料理を小皿に取り分けてらっしゃいますし、ああやってほしいものを自分で取るみたいです。……あら、でもフォークやスプーンがありませんね。要様は棒のようなものを使ってらっしゃいますけれど――」

リリィの目の前にナイフ・フォーク・スプーンが現れる。

リ:「あら、あらあら?不思議です。フォークやスプーンが出てきました。これが要様やローディス様のおっしゃっていた魔法でしょうか?」

シ:「たぶん天の人が――」

リ:「はい?」

シ:「いや、そうだな。あなたの言うように魔法かもしれないな」

シスルの優しげな眼差しにリリィは赤くなる。


リ:「シスル様、嫌いな食べ物はありますか?あ、でもこちらのお料理は……よくわかりませんね。これはなにかしら?フリッターのようですけれど、なにかのお肉でしょうか?」

リリィ、唐揚げをじーっと見つめている。

向かい側にいた要がリリィの様子に気づく。

要:「それは鶏肉の唐揚げ……えーと、油で揚げたものかな。でこっちが串カツ。あと造りの盛り合わせ……んー、生の魚でわかる?わさび醤油につけて食べるんだ。牛すじ煮込み、豚ネギ焼き、こっちは山芋とオクラの酢のもの……?ブリ大根?豚の角煮?――ってなんだこれ、居酒屋料理ばっかりじゃん。あ、あっちにステーキとかパスタとかあるよ、リリィ」

リ:「ぱすた……?」

要:「あれ?西洋の料理のほうが馴染んでるかと思ったけど」

困ったようにシスルを見る。

シ:「シチューのような煮込み料理や山鳥やウサギの焼いたもの、豆や野菜のスープ、そのほかパンやサラダ、ああ肉や魚のパテ料理なんかも食べる」

葵:「要くん、高級な三ツ星レストランみたいな料理をシスルさんたちは食べているんじゃない?」

要:「ああ、そうか。でも天の人がそんな高級なもの知ってるわけないし――だからこういう料理なんだろうから……」

要が溜め息をつくのを見てリリィが口を開く。


リ:「シスル様、普段わたしたちが食べられないものばかりです。ここはしっかり味わいましょう。きっとこんな経験普通ではできませんから」

にこにこ笑うリリィにシスルも微笑む。

シ:「そうだな」

要:「リリィって意外にチャレンジャーなんだね」

リ:「え?わたし普段からいろいろ悩んでばかりです。そのなかでできることを頑張ってみるんですけど、なかなかうまくいきません――要様、この生のお魚さんはおいしいのですか?」

要:「え?いきなりそこからいく?ああ、じゃあはい。醤油ね。そこにわさびをといて――え?フォークでいくんだ。うん、まぁ箸は使いにくいよね。あっ、わさびが多いと鼻にくるから気をつけて。そうそう。で、好きな刺身をとって……んー、マグロからいっとく?そうそれ、……で、わさび醤油をつけて一口で食べる」

要の指示通りに刺身に醤油をつけてマグロを食べるリリィ。


瞬間。

リ:「んん~~~っ!」

フォークをテーブルに置いて両手で口を押さえ、じたばたと身もだえる。

シ:「リリィ!?」

リ:「鼻……鼻がっ!ツーンって――し、シスル様っ」

シスルの腕をつかんで涙目になるリリィ。

シ:「要!?毒か、これは」

要:「いや、たぶんわさびのせいだと。もしかしてわさびの塊を刺身と一緒に食べちゃった?何か飲み物いる?」

そこへグラスをたくさんのせた盆を持った松本が登場。

松:「要様、女の子たちは甘いジュースが好きかと思ってお持ちしましたよ。ってあれ、リリィ。何バタバタしてんの?」

要:「松本、なんでもいいからリリィにジュースを渡してくれ。わさびの塊を食べてしまったらしい」

松本、ぶ、と噴出しつつリリィにグラスの一つを手渡す。

一気に煽るリリィとそれを心配そうに見守るシスル。

葵も松本からグラスを受け取りチビリと一口飲み、一瞬おかしな顔をするも、興味を引かれたように二口、三口とグラスを傾け、そのあとくーっと半分ほど中身を飲む。


リ:「松本様、ありがとうございました。鼻が痛くてどうしようかと――このジュース、変わった味ですね。甘くておいしいですけれど始めて飲む味です」

松:「カフェオレだと思うよ。天の人が用意してくれたんだ。こっちはグレープジュースとか炭酸飲料だと思う。いくつか置いていくから好きなの飲んで。――はいはーいぃ!お嬢様たち注目~。お兄さんがジュースを用意しました。ほしい人は手をあげてー」

とたんにテーブルから手が挙がる。

松本は要に一礼して退場。


シ:「松本は要の使用人なのか?」

シスルの隣でリリィは果敢にも再び刺身に挑戦中。

葵がそれを見守り「お醤油はちょっとね、ちょっと」とリリィにアドバイスしている。

アドバイスしつつもグラスは離さず、コクコクと飲んで残りは少ない。

要:「使用人って言えばまぁそうだけど、秘書――シスルの世界だと執事?バトラー?」

シ:「ああ、なるほど」

納得しつつテーブルにあったマイクに目を向けるシスル。


シ:「こういうものが普通にある世界なんだな、要の住む世界は。わたしたちの住む世界はこうしてみると随分遅れた文化なのだとわかる」

要:「ううーん、シスルの世界は中世の欧州ってところかな、もしかして。移動手段は馬車とか帆船とか?明かりは蝋燭」

シ:「ああ、そうだ。この部屋は蝋燭もないのに明るいな。天井のあの明かりは何かと気になっているのだが」

要:「電気だよ。雷とか寒い日にバチって指先がなる静電気とか――」

シスルはやはり要の話に興味を引かれている。

リリィと葵は少しずつ打ち解けながら料理を食べ、グラスを空け、そして数十分が経過した頃。


要:「松本っ、ちょっとこっち来い!おまえ、葵とリリィに何飲ませた!!」

要の怒りのこもった声に松本が瞬時に背筋を伸ばして彼の前へ。

要の隣で葵がくすくすと笑い続け、リリィはぼやーんとした眼差しでシスルを嘗め回すように観察中。

その視線に戸惑いながらリリィに水をすすめるシスルだが拒まれている。

松:「なにってジュースを――」

要:「これ飲んでみろ」

要からグラスを受け取り一口飲んだ松本は「うわーやられたぁ!」と叫ぶ。


松:「要様、甘い飲み物ってちゃんと言ったんですよ。でも天の人がですね――」

要:「言い訳はいい。天のボケを信用したおまえの落ち度だ。戻ったらおまえの仕事10倍に増やしてやる。当分休みなく馬車馬のごとく働け、このバカっ」

松本に説教を始める要の隣で葵が立ち上がる。

葵:「要くん、キュウさんたちのところへ行ってくる。お話したい」

要:「え?葵、大丈夫?気持ち悪いとか――」

葵:「うん平気。それどころかふわふわしてすごく気分がいいから。魔術で花火を出すって言ってるし楽しそうだから見てくるね」

くすくす、うふうふ笑いながら葵が席を離れる。

足取りはしっかりしているので要も安心した模様。

そしてちらりとリリィの様子を見て、シスルに気の毒そうな目を向けてから松本へ向き直る。


一方、リリィとシスル。

シスルがリリィの手にあるグラスを取り上げようと苦戦中。

シ:「リリィ、だからその手を離して水を飲んでくれと――」

リ:「いーやーでーすぅー。これを飲んでシスル様を見てるんですぅ~。お水なんておいしくありませんっ。どうしてシスル様はいつもわたしに意地悪なことをなさるのですか」

うる~っとリリィの瞳が潤みだし、シスルがぎょっとなる。

シ:「これは意地悪ではなくて……リリィ、気分が悪くなったり、明日の朝、頭痛がしたりするかもしれない。だからこの辺で酒はやめておいたほうがいいと言っているんだ」

リ:「お酒じゃありませ~ん。ジュースだと松本様がおっしゃってました。嘘つきシスル様は嫌いでぇえす」

リリィの「嫌い」発言にシスル思いのほかダメージを受けるが、自身を奮い立たせる。


シ:「リリィ、わたしにテーブルの料理でどれがおいしかったか教えてもらえるかな?あなたのおススメを食べたいのだが」

話題を変えられグラスを握りしめていたリリィの手が緩む。

リ:「お料理ですか~。んー……――あぁ、わたしが取り分けるお約束でした」

ぼややーんとしていたリリィがグラスをテーブルに置いたのを見て、シスルがすかさずそれを取り上げテーブルの下へ隠す。

リ:「シスル様、気になるお料理はありますかー?えっと、ぱすたーというものがおいしくてぇ、わたしは好きなのですぅ~」

シ:「ではそれを」

ホッとしつつも遠くの料理を取るため立ち上がったリリィへ笑顔を向けるシスル。

そこへラリマーが現れリリィのドレスを引っぱる。

彼女もどうやらいい感じに酔っ払っている。


リ:「あら、あらあららー?シスル様ぁ、後ろに体が引っぱられますぅ」

ラ:「リリィ殿のドレスも良い品ですな。生地は絹?いや綿ですかな――リリィ殿、すまぬがドレスを脱いでくださらんか?じっくり見させていただきたい。それに腰の飾りはリボンではなく花にしたほうがあなたには似合いますぞ。よろしければ作り変えますが」

リ:「まぁ!ラリマー様はそんなことができるのでしゅか?素晴らしい技術をお持ちなんれすねぇ~。わかりましたぁですぅ。お預けします~」

ろれつがあやしくなりつつあるリリィがラリマーに向ってお辞儀をし、彼女に背中を向ける。

リ:「ラリマー様、背中の紐を解いてくださぁーい。そしたら一気にずぼーんと脱ぎましゅからぁ」

ラ:「承知いたした」

しかしラリマーの指がリリィの背中の紐に触れる寸前、シスルがリリィを引き寄せる。


ラ:「シスル殿、何をなさる」

シ:「何をするとはこちらの台詞だ。ここでリリィのドレスを脱がす気か?」

リリィの手を引きじりじりと背後に逃げるシスルの背が、ダスティの椅子にぶつかる。

ダ:「シスル様?どうかなさいましたか?――ん?……」

ダスティが異変に気づき手にしたグラスをテーブルへ置く。

ダスティと穏やかに酒を飲んでいたカルサイトも3人を見て、何事かと表情を変える。

シ:「ラリマーがリリィのドレスを脱がそうと――」

リ:「ちーがーいーまーしゅー。わたしのドレスを素敵にしてくれるのれすぅ。ね、ラリマー様?」

ラ:「そうですぞ。なんでしたらシスル殿とダスティ殿の意匠も変えてさしあげましょう。もう少し腰元で細くなった上着の方がお二人には似合いますな」


にじり寄るラリマーにシスルはリリィを背後にかばいつつ、身の危険を感じるように再び後ろへ。

ダスティもシスルの隣に並び一瞬、彼と視線を見交わし頷き合う。

が、その直後。

リ:「二人とも邪魔なのですぅ~~~!どいてくだしゃーい。紐は自分で解くのれす~。やればできるのれぇ~す」

万歳した手を背中にまわすリリィの腕を、シスルとダスティが両方から押さえる。

シ:「リリィ、こんなところで何をするつもりだ」

ダ:「ドレスを脱いでその後どうなさるおつもりですか、リリィ様!下着姿ですよ」

下着姿、といわれてリリィの顔が困惑する。

そこへラリマーの声が飛ぶ。


ラ:「そんなもの、シスル殿やダスティ殿の上着を借りればよいのです。その長さなら太腿まで隠れますぞ。しかもリリィ様にはお二人の服はだぼだぼでしょうからな。男性陣からすればエロ可愛い格好となるのはうけおいですっ!いやぁ喜ばしいことですな、皆さん」

ニィと笑うラリマーは「ささ、リリィ殿、お早くパァーっと」などとリリィを煽る。

リ:「そうれしゅね、ししゅる様の上着をお借りしゅればぁいいのれすぅ」

再び背中へ手をまわすリリィと、それを必死で止めるシスルとダスティ。

カ「ラリマー!冗談もほどほどになさい。あなたにはわたしが付き合うのでこちらへ」

カルサイトがラリマーの腕をつかんで引きずっていく。

それを見てホッとするシスルとダスティだが、カルサイトの手を振りほどいたラリマーに身構える。

リリィに向かってくるかと思われたラリマーは、ふと葵の洋服の胸にあるコサージュに目を留める。


葵:「っにゃーーーー!!」

カルサイトが止める間もなくラリマーが葵に襲い掛かる。

下手に交渉していると周りに止められると学習したのか、ほしいものは力ずくで奪うことにした模様。

それを見てキュウとピアーニーが拍手喝采。

キ:「おぉ、ラリマー、いまのは女豹のようだったぞ!見事なフットワークだ」

ピ:「確かに見事だったね。っていうかコレすごいな。女同士絡んでるみたい――うわぁ未知の世界だよ、わたし」

葵:「ラリマーさん、くすぐったいぃー……やっ、やぁー、……やぁあぁんっ」

椅子から半ば崩れおちかける葵からあがる声と同時に、カルサイトがラリマーの肩をつかんで引き剥がし、そこへ駆けつけた要が恋人を救出。


葵:「か、要くんっ!」

要:「ああ、怖かった?もう平気だからね」

すがる葵を胸に抱きよしよしと要が頭を撫で、あやすように連れて行く。

リリィはドレスを脱ごうとじたばた暴れるため、シスルとダスティに引きずられ別席へ移動。

カ:「ラリマーっ!ちょっとこちらへ。そんなにドレスや飾りや布が気になるなら天の人に出してもらいなさいっ。それで自分で好きな意匠のドレスでも何でも作ればいい」

ラ:「おお、その手があったか。どうにもここにいるメンバーはわたしの想像力をかきたてる方々でな。何か作りたくてうずうずしておったところだ」

ぽん、と手をうつラリマーをつれてカルサイトも別席へ。


キ:「なんだ、つまらん。もう終わりか。やっぱりここは場を盛り上げるべくわたしが花火を作って――」

萬:「だから部屋で花火は皆が大火傷を負うと何度言えばわかる」

キュウも酒を飲んでいるはずが、強いのかまったく顔色に変化はない。

だがかなり気が大きくなっているのでやはり酔っ払っている。

ピ:「気になってたんだけどさ。もしかしてきみたちって恋人同士ぃ?」

グラスの酒を飲んだピアーニーの質問に萬矢とキュウが同時に頷く。

ピアーニーにも変化はなくキュウ同様酒には強い。

ピ:「どっちから気持ちを告げたの?」

キ:「コイツはわたしの気持ちを知っていたのに姑息にもずっと黙っていてな。しかも先に要にわたしへの気持ちを明かしたんだ。扉の向こうでわたしはそれを聞いていて、初めて青葉の気持ちを知ったという、あまりにもムードもへったくれもない始まりだった」

萬:「俺にそういうものを期待されても、どうやればいいのかわからん」

ピ:「ああ、だから青葉は細やかな心遣いができる能力がほしいって?ふーん。愛されてるね、キュウ」

愛されてるといわれたキュウも悪い気はしていない様子。

ピアーニーは酒を飲み干しグラスをつつく。


ピ:「ここに出てくる酒、おいしいね。この杏露酒、甘酸っぱくておいしかったよ。先に飲んだ檸檬酒や藍苺酒も、全部わたしの世界にもって帰りたいな」

テーブルに頬杖をつき少し離れた場所の、男3人に減ったテーブルを見て笑う。

ピ:「あっち、すごいペースでボトルが空いてるね。ディアンの奴なぁに話してるんだろ」

キ:「二宮がいるしろくなことじゃないだろうな。なぁ、青葉」

萬:「たぶん、女性には聞かせられない話じゃないか?」

キ:「だろうな。で、いつの間にかローディスは彼女のアクアと別席に移って――はぁ?あいつアクアを膝に座らせてるぞ」

ピ:「アクア、随分カクテルっていうのを飲んでたからね。いい感じに酔っ払ったんじゃない?人前でいちゃいちゃするタイプに見えないけど酒の力かな?かなりローディスに甘えてるね」

キ:「で、ここぞとばかりに触りまくってるローディスはどこぞのエロいおっさんか。ピアーニー、邪魔してやろう。アクアを奪いに行くぞ」

がたん、と席を立つキュウにピアーニーも面白そうに立ち上がる。

ピ:「いいね。わたしアクアともっとちゃんと話たかったんだ。彼女ってわたしたちの世界にいないタイプで楽しそうだし」


二人で連れ立って歩き出すのを萬矢が一応の制止を試みる。

萬:「おい、二人ともそんな気の利かないことは――それになんて言ってつれてくるつもりだ?」

キ:「ガールズトークでもするって言えばいい。最初に野郎4人でテーブルを離れたローディスだ。文句は言えん」

ピ:「わたし、ラリマーとも話してみたいんだけど、いっそ本当に女同士で話でもやってみるのはどうかな?」

キ:「お、いいな。よしっ!まずはアクア奪還作戦開始だ、ピアーニー」

おーとばかりにテーブルを離れるキュウとピアーニーの背中を萬矢が見つめる。

少し考えて近くにあったボトルを二本手に席を立つ。

ボトルにはBrandyとVodkaとある。

キュウとピアーニーにそそのかされローディスの側を離れるアクア。

萬矢がローディスの前にボトルを置いてアクアの代わりとばかりにテーブルにつく。



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