ネット創作論 (´・ω:;.:...
かつて、ネット上の創作は数字のために生まれてはいなかった。
少なくとも、最初に火を灯したのは「売れるか」ではなく、「語りたい」「見せたい」「叫びたい」という衝動だったと思うんだよね (´・ω・`)
2chのスレッド、個人サイト、深夜にアップされた意味不明なフラッシュ動画。
荒削りで、下手で、時に不快で、それでも妙に胸を打つものが確かにあった。
あれは完成度の勝利じゃなく、迸る熱量の暴力だったんだと思う。
今のネット上の創作環境は、驚くほど洗練されている。
画質は高く、編集も滑らかで、構成はテンプレ化され、失敗は最初から排除されている。
そして同時に、「数字から逆算された正解」が創作の入口に置かれるようになった。
再生数、アルゴリズム、CV率、ターゲット層。
それらは確かに現実的で、成果や生活を守るために無視できない。
けれど、それが最初の一歩になった瞬間、創作はどこかで萎んでしまう気もするんだよね (;^_^A
昔は「こんなの誰が見るんだよw」と言われるものほど、強烈な香りがあった。
今は「誰が見るか」を先に決めないと、そもそも作られない。
ネット上の創作とは、本来もっと不器用で、もっと無駄で、もっと危ういものだったはずだ。
刺さらなくてもいい、燃え尽きてもいい、それでも「自分はこれを出さずにいられなかった」と言える時代があった。
……数字は後からついてくるものだった。
少なくとも、そう胸を張って言える時代があった。
いま、その時代の熱が完全に消えたわけじゃない。
ただ、表に出る前に、あまりにも多くの「計算」で削られているだけなんだと思う (´・ω・`)
荒くていい。
不格好でいい。
誰にも求められていなくてもいい。
なんだかそういう時代を懐かしく思い、……とても寂しいのだ。
「――星間覇道 ―― すべてを失った少年貴族と、それを値踏みする女海賊が、帝国の内乱に関わる話」という宇宙モノを連載中です。よかったら読んでみてください (*- -)(*_ _)ペコリ
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