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???
暗い。底も、終わりもない。
ただ、落ちている感覚だけがある。
音はない。
光もない。
それでも。
声が、した。
立て。
どこからだ?誰の声だ?
諦めるな。
知らないはずなのに、知っている気がする。
何度負けても。
落ちているはずなのに、足の裏に地面の感覚がある。
いつか辿り着ける。
誰かが、手を伸ばしている。
見えないはずなのに、わかる。
上振れ。
その言葉だけが、やけに鮮明に響いた。
ギャンブル用語。偶然の勝ち。運の偏り。
だが、それだけじゃない。
積み重ねた敗北の、その先でしか掴めない偏り。
さあ、再賭博せよ。
その瞬間。何かが、繋がる。
ドクン。
視界の奥に、微かな光。
それは、出口か?それとも……
もう一度、地獄に落ちるための入口か。
わからない。
ただ一つ、確かなことがある。
まだ、終わっていない。




