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徒然なるエッセイ 一覧

とりあえずやってみるという経験値

 皆さんは、物事を始める時、足が


 重くなりますか?

 

 それとも


 軽いですか?


 私は、時に重くなりつつも、必ず出すことに決めています。




 それは何故か。




 これまで、足を踏み出してきた経験が、良くも悪くも私の血肉となっているからです。


 例えば昔。


 他クラスで裸足健康法をやってるところがありまして。

 理由は忘れましたが、良いなと、思ったので行動に移しました。

 一人裸足学級です。


 当然変な奴だと軽く虐められました。

 生き物である以上秩序を乱す得体の知れない奴への対応としては、ある種真っ当な反応です。


 けど、友達付き合いをし続ける子もまあまあ居ました。

 奇行はするけど、話せるし当時よく冗談を言っては笑わせていたので、市民権はあったのでしょう。


 どれだけ続けたかは忘れましたが、足裏からの普段得られない感触や情報は、とても興味深かったのを覚えています。




 ある時は、地域の上級生に誘われて、栗拾いをしたこともあります。

 栗ご飯がいいかな、それともモンブラン、わくわくしながらの収穫です。


「こら!! なにしてるのっ!!」


 怒られました。

 どうやらそこは他人様の土地だったようでした。

 他の上級生に誘われてよく山に分け入って遊んでいた私は、囲いの無い土地にも持ち主がいる事を、その時初めて知ったのでした。


 その上級生に「誘われて」って言われたような違うようなは、もう記憶の水底なので冗長ですね。




 そうして育ち途中の私ですが、やはり何かを始めるのには勇気が必要だったりします。


 ここなろうへの転生もそうでした。


 書いたものに何の反応もなければどうしよう。

 そもそも人様にお見せ出来るレベルなのか?


 等々。


 考えれば、きっと際限はないのでしょう。


 けれど私は一瞬考えてもすぐ実行に移しました。


 何故か。


 人生にはいくつか大きな転換期が訪れます。

 どうしても、選ばざるをえない。


 また、選ぶ以前に厄災は呼ばなくてもあっちから勝手にやってきたりもします。

 これを語ると不幸自慢(笑)って人が湧いて出てくるので今回は割愛します。


 一つ釘刺すならば。

 人が経験を語る時には様々理由があります。

 私の場合は、多種多様の本として上梓していただいた情報を、常に糧として生きながらえさせてもらいました。

 最近では、ネットのソースの確かな病院の治験の情報などで命を救われる事象を目の当たりにしています。

 それを不幸自慢というには、何かが違うなぁと私個人は感じています。




 情報は人を助く。




 実感しているのです。

 これを、不幸と呼びますでしょうか?


 いいえ、私はこれを幸運だととります。

 場面場面で、私はいつも、情報に助けられてきました。

 昔なら助からなかっただろう経験もあります。


 勿論、情報を持ってしてもどうにもならない消失の経験もあります。

 経験値だなんて到底いえない。


 けれど、それでも。




 『知ること』




 これは大きな財産である。


 とここに断言したい。

 それくらい、人が思いを、体験を、新たなる体感を得る作品を、したためるということは凄いことなのです。

 それと同じくらい、それを吸収せんと読み続ける人々もまた、凄い存在だと思っています。


 そして、したためるに読むに至るにはそれだけの行動がある、そこにある人の営みがとてつもなく愛おしいです。

 ちゅっちゅしてぎゅーしちゃいたいくらいです!(あ、化けの皮が剥がれた)


 成功も、失敗も、成功ならそこから得るセオリー、失敗なら次への改善や工夫、必ずプラスになります。


 恥ずかしい思いをした人、辛かったですね。

 けれど笑った人は知らないのです、失敗から得るものがあるって。


 褒め称えられて複雑な人、微妙ですよね。

 けれど褒め擦り寄る人は知らないのです、成功するためにどれだけの力を注いだのかを。


 どうか、しょげないでいただきたいものです。


 その、人との摩擦の経験すらも、重ねるうちに取捨選択され、磨かれてゆきます。

 辿り着きたいところとは、ずれることもあるでしょう。

 けれど、頑張りましたよね。

 何も、持っていないですか?

 微笑む誰か、そばにいませんか?

 守りたい何かが、できていませんか?


 ほら、あなたの後ろに道。

 あなたの手には、闘って得た何か。

 まだ先に、選ぶ道が続いていますよ。


 少しずつでも、自分が納得する、経験値となるといいですよね。


 私も、少しでもそう思えるように動いています。

 画面越しでも、伝わる熱はある、そう思いながらこれを書いています。


 このなろうも経験値。


 さて、次は何を書きましょうか?

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― 新着の感想 ―
[良い点]  どうも。何かを始めるにしても、躊躇う事って、有りますね。私も、中々、踏み出す事の出来ないビビりの部類ですね。失敗するイメージが、先走って、物事に着手する勇気が…。最近は、三屋城さんの作品…
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