登場人物紹介
このお話は「漆黒の昔方 ~俺のすべては、此処に在る~」の続編となっています。
「少女の味方 ~お前は確かに、其処に居た~」に登場する人物のうち、「漆黒の昔方」に登場している人物の紹介です。
●ソータ(中平颯太)
十代目ヒコヤイノミコト。27歳。
19歳のときにヤハトラに呼ばれ、初恋の人ミズナと共に、祠の闇を回収する旅に出た。
ジャスラの闇を浄化するために神殿の奥に消えたミズナを取り戻すため、ジャスラ中を旅している。
三種の神器の力を扱える唯一の人間。体内に宿している勾玉の加護により、あまり年を取らない。
●ネイア
ジャスラの第102代目ヤハトラの巫女。22歳。
8年前、ミズナを匿い、ソータと引き合わせた人物。物や人物の過去を視ることができるフェルティガエ。
ソータやミズナにとってはジャスラにおける保護者のような存在。二人の行く末を心配している。
●ミズナ(比企水那)
ソータの初恋の人で三種の神器が認めた伴侶。
当時は唯一の浄化者だったことから、ジャスラを闇から救うため、神殿の奥で永久に闇を浄化する道を選んだ。20歳で時が止まっているようだ。
自分自身に術をかけたため、ずっと意識を閉ざしている。もともとはテスラとミュービュリとのハーフ。
●セッカ
デーフィの領主ダンの娘。29歳。
行動力があり、明るい元気な女性。前作でソータ、ミズナと共に旅をした。
ソータにとっては親友、ミズナにとっては姉のような存在。
旅の中でホムラと出会い、その後結婚。
●ホムラ
ハールの領主レッカの弟。38歳。
ガタイがよく腕力には自信がある。前作の旅でソータ達と出会い、ハールの内乱を共に治めた。
あまり細かいことは考えない性格。
●エンカ
ハールの領主レッカの息子。23歳。
ハールの内乱時はまだ子供だったため殆ど参加していないが、そのときのホムラやソータの活躍をずっと見ていたため、尊敬している。
そろそろ結婚しなければならないが、特定の恋人もつくらずフラフラしている。
●レッカ
ハールの領主。43歳。
落ち着いた人柄。前作でハールの内乱を治めた。
そのとき協力してくれたソータに感謝しており、ソータの旅の援助をしている。
●アズマとシズル
双子のフェルティガエ。ともに23歳。
ハールの内乱時、レッカと敵対するカガリに洗脳されていた。
救出後はヤハトラで匿われていたが……。
●トーマ(中平十馬)
ソータとミズナの息子。8歳。
ソータがジャスラの旅を続けられるよう、ソータの父であるケーゴがミュービュリで代わりに育てている。