0008
2話の龍の種類に下級龍と上級龍を追加しました。
書き忘れてたみたいなので。
俺とアリス殿下はギルアスの街の門まで来ていた。門を潜り中に入るとアリスは
「ここまでありがとうございました。報酬は後日渡すので宿の場所を教えてもらえませんか?」
「宿ですか。いいですよ、宿はこの街で1番高い所ですので辺境伯に聞けばすぐ分かります。では私はこれで」
俺はアリス殿下と別れると鍛冶屋に向かった。刀をもう一刀欲しいと思ったからだ。あと他の武器も。この街は魔物が強い分腕が良い鍛冶師がいると思う。
何件か鍛治工房に赴いたが、あまり腕がいいとは言えない・・・・・
そしてなんとなく裏路地に入って真っ直ぐ行くと刀を打つ音が聞こえてきた。カンッ!カンッ!と音の鳴る方へ赴くと煙突の付いた家があった。その家から音は聞こえる。どうやらそこは武器屋も兼ねているそうで店内に入りちょっと見てみる。
店の内装は武器屋とは思えないほどスッキリしていて整っていて、剣や斧などが置かれている。そこそこの上物だ。
さらに店の奥へ行くと壁に飾られている剣を見つけた。その剣はこの店内にある他の武器が霞むほどの1級品であった。
武器や防具、魔道具などといったものはランク分けられている。
下から順に、
コモン、レア、Sレア、SSレア、上級、伝説級、神話級、創世級などと分かれていて、Aランクの冒険者でもSレアか、よくてSSレアした持ってないそうだ。だがここに掛けられている剣はおそらく伝説級だと思われる。因みに俺の龍鱗で造られたあの刀は創世級だ。なんたって神龍の龍鱗だからな。
因みに俺の刀は俺の闇属性の魔力をふんだんに込めたので魔剣になっている。その刀の力から銘を魔剣レーヴァテインとした。あまりにも酷似しすぎているからな。
おっと話を戻そう、この伝説級の剣が誰が作ったのだろう。あわよくばその人に俺の刀を打ってもらいたい。
気付けば鳴り響いていた音が止んでいた。
俺は店番している同い年位の女の子に話しかけようとしたけどその前にその奥から出てきた厳ついおっさんに話しかけられた。
「おいそこの兄ちゃん、その剣に興味あるのか?」
「あ、はい。いい剣ですね。見た感じ伝説級のようですが、これは何処で?」
「ほぅ、分かるのか」
「はい。この剣はそこらの剣や斧などとは一線を期していますからね。見る人が見ればわかりますよ。して、これは何処で?」
「ふむ、この剣は俺が打ったものだ。俺が信用した人にしか売らないことにしてるから値段は高いけどな。」
「そうですか。実はこの剣を打った貴方にオーダーメイドを頼みたいんですがよろしいですか?形状は刀と大鎌、槍なんですけど。あ、もちろん素材はこちらで用意しています。」
「ほう、オーダーメイドとな?しかも刀のみならず槍、さらには大鎌まで?一応聞くが素材は?」
「素材は見せたほうが早いですね。少し出しますね。」
俺は手に俺の龍鱗を出し、ミスリル、オリハルコン、緋緋色金を手に持てる分出した。
「こ、これは!?オリハルコン!?・・・・・緋緋色金!?とミスリル・・・・・それと、この鱗は?なんだ?・・・・・ッ!?これは!?」
おそらく龍鱗に鑑定を掛けてみたんだろう。おそらく神龍の龍鱗とでもでたんじゃないかな。
「し、神龍の龍鱗だと!?おまえ!何処でこれを手に入れた!?」
「え?俺自身ですけど?ほら」
俺は右手を龍の腕に変化させた。すぐに戻したが
「・・・・・ま、まさか、あなたは・・・・・神龍様・・・・・ですか?」
「その話はもういいだろう、で?やってくれるのか?やってくれるのなら刀には光属性、槍には風属性、大鎌には闇属性を付与したいから俺もやりたいんだが?」
「は、はい!是非!俺には属性付与は出来ないので任せることになりますがよろしいですか?」
「ああ、元からそのつもりだった。早速取り掛かるか?」
「は、はい!今すぐにでも始められます!」
そして俺らは武器を作ることになった。
結論から言うと、どうやら魔力を込め過ぎてやばい武器になったようである。まず刀、
この刀は光属性と俺の神聖の気が満ちすぎて聖剣ならぬ聖刀になっている。
銘は聖刀 約束された勝利の剣
なお、能力もアーサー王の持っていたものと同じ。
次に槍だ。
槍は、なんか龍としての力を込めてしまったらしく、竜槍となっていた。能力はこれまた地球の逸話と一緒なので、銘を竜槍ゲイボルグとした。
最後に大鎌だ。
大鎌も問題児だった。能力敵には大したものではないが、相手を殺したあとが問題だ。戦闘中の能力はせいぜいが軽くなるぐらいだが、この、大鎌で相手を殺すと、その相手の魂は輪廻に戻らずに、大鎌に定着し力を貸してくれる・・・・・みたいなもの。こんなの、死神みたいではないか!なので銘は死神がもつ大鎌から、デスサイズとした。
色々と規格外の性能になっていた。まぁいいけど。
お題は面白いものを作らせてもらったからという理由で無しにしてもらった。
そして俺はホクホク顔で宿に戻るのであった。