表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神龍に転生  作者: Ryo
第2章
8/25

0007

次の日


「よし!早速森に行こう!」


朝起きるとここに来た目的である森に行くことにした。

さっそく街から出て森のある北の方へ向かう。すると森が見えてきた。

馬車が1台襲われている。それも火属性の属性龍に・・・・・


「あれは!?・・・・・でもなんで属性龍が襲ってんだ!?・・・・・でもなんか様子が・・・・・」


その襲っている属性龍はなんだか様子が変であった。体から瘴気を出している。

体から瘴気を出す属性龍。それは、属性龍が内なる魔力を制御しきれないで暴走し、魔の存在に落ちると瘴気を出すようになり、自我が失われ人々を襲う魔の化身と呼ばれる存在になってしまう。


「あれは魔の化身か!」


そうこうしているうちに馬車の護衛の人の人数が少なくなっていた。


「いけない!助けないと!」


ユウキは疾走する、馬車に向けて。

ユウキは全属性を束ねて一つの属性【混沌カオス属性】に変化させ、化身の足に向けて放つ。

音速で飛んでいった魔法の弾丸は化身の右足を吹き飛ばし・・・・・いや、消滅させバランスを崩して倒れ込んだ。

その隙にユウキは自分の竜鱗で作った刀を取り出すと化身に向けて横に一閃。

すると化身は胴体から真っ二つに切られ絶命した。

ユウキは刀を鞘に収め、馬車の方に振り向きこう言い放った。


大丈夫でしたか?


と。

すると、それに応える様に他国の国旗を付けた凄く豪華な馬車の中から1人の少女?いや、美少女が降りてきて俺に近づいてきた。

護衛の人が

「姫様!危険です!お下がり下さい!」


「いいえ、彼は私達を助けてくれたのです、お礼を言わなければ失礼ですよ。」


「しかし!っ!」


護衛の人は尚も言ってくるが姫様と呼ばれた人に人睨みされ食い下がっていった。

(剣に手をかけてはいるが)


「私達を助けて頂きありがとうございます」


俺に頭を下げる。


「私はアルタイル皇国第一王女、アリス・ウィル・アルタイルです。この度は誠にありがとうございました。」


まさかの皇女だったァ!


「いえ、当然の事をしただけですので。」


「貴方は冒険者の方でしょうか?」


「はい、私は冒険者のユウキと申します。」


「では、貴方にお願いしたいことがあります。私達は何人もの護衛の命が失われました。それで護衛の数が足りないのです。なので貴方を護衛として雇いたいのですが、どうでしょうか?」


「はい、いいですよ。丁度弔いが終わったようですので早速行きましょうか。」


「は、はい!ありがとうございます!」


こうして俺は王国の下に位置するアルタイル皇国第一王女をギルアスまで護衛することになった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 展開はテンプレに近いですが、世界観や細かい設定に個性があって良いと思いました。 [気になる点] 基本一人称で書いてあるようですが、もう少し情景描写がしっかりあったら良いなと思います。何処へ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ