0005
前の話の魔法の難易度?なんですけどね、最上級と帝級の間に伝説級を追加しました。把握よろしくお願いします。
「すみませんでした!」
ギルマスの部屋に入った途端頭を下げてきた。
「いえ、別に気にしてないですよ。こんなことは今回だけなので。」
「は、はい。そうですか。・・有難うございます。そして、ランクのほうなんですけど、ユウキ殿下のランクをAランクに上げようと思います。理由につきましては、ユウキ殿下が軽くあしらった冒険者がAランクパーティーだったからです。」
え!?あのレベルでAランク!?とてもじゃないがそうは見えない。
ここで冒険者ランクについて説明しよう!冒険者のランクは以下の通りだ!
Fランク
駆け出し冒険者で街中の安全な仕事が多い。
Eランク
討伐依頼を受けられるようになるがまだ駆け出し冒険者と同じかな。
Dランク
そこそこしっかりと戦うのに慣れ、戦えるようになった冒険者。
Cランク
三流冒険者。冒険者として認められる。
Bランク
二流冒険者。複数のパーティーを組んでレイドを組むときにレイドのリーダーになるときがある。
Aランク
一流冒険者。冒険者のあこがれ。冒険者はここを目指す。
Sランク
英雄並みの強さ。
SSランク
伝説並みの強さ。この世界に5人しかいない。
SSSランク
化け物。向かうところ敵なし。1人もいない。
EXランク
人外。神に届くかも?誰もなったことはない。
Cランクからは指名依頼もあるらしい。
で、今回は実質の頂点であるAランクにしたいそうだ。もちろん断ることはない。
「わかりました。Aランクにしてください。」
「ありがとう、ではギルドカードを貸してください。」
俺はFランクと書かれたギルドカードを渡した。
「ん、ありがとう、おいAランクにしてきてくれ。」
俺が話しかけた受付嬢にそういい、受付嬢はギルドカードを受け取り部屋から出ていった。
それからしばらく雑談をして過ごした。
すると受付嬢が戻ってきて俺に新しくなったギルドカードを渡した。
みると若干豪華になり、魔力を通すとAという文字が浮かび上がった。
「確かに受け取ったよ。では俺はこれで失礼するよ。」
「ああ、わかった。今回はほんとに済まなかったな。」
俺は1階に降りてギルドの外へ。そして門まで歩いて行った。
門に着くと俺はそこにいた兵士に見送られアルカディア王国王都【ガラート】を後にした。取り敢えず次の行き先は決めていない。放浪の旅だ。だが少し気になるところがある。王国の辺境にSSの魔物や、弱くてもAランクの魔物が良く出る森があるそうだ。その森周辺にも強い魔物しか出てこない為そこを収める辺境伯の町はその森の近くにある都市の一つだけだそうだ。その森に名はない。少し興味があるのでそこに行ってもいいかと今思い始めた。
よし、そこに行こう!
ユウキは神龍になり辺境に向け空を飛ぶのであった・・・
道中ワイバーンの群れが居たのでそいつらを軽く討伐した。
なお数は500を超える。通常ワイバーンはB、Aランクのパーティーが5個ほど集まったレイドパーティーでないと倒せないほどなのだがユウキはそれをまだ知らない。
ここで1章終わりです。
短い・・・
1章は王宮での暮らしメインでした。
だいぶ省いたけど・・・