0018
「父上、報告があります。」
俺は国王であるユウキの父の執務室にいた。
「なんだ?最近何かしているそうではないか。」
「はい、その件で来ました。今日、私は魔王討伐しに行ってまいりました。その結果を知らせに来ました」
「な、なに!?魔王の討伐だと!?」
父は心底驚いた・・・という顔をしたが、すぐ真剣な顔になり話を促してくる。
「はい、魔王城まで踏み込み降伏勧告をしたところ、魔王が降伏、詳細は後日詰めることにして監視として私の者を置いています。こちらの完全勝利ですね」
「わ、分かった、であれば、前線都市にて会談をする場を設けよう。もうよいよ、ありがとう」
「父上、失礼しました」
ユウキは部屋を後にした。
自室に戻る途中、アリスとばったりあった。
「ユウキ様!」
「ん?アリスか。どうしたんだ?」
「この城には庭園があるのでしょう?良かったら一緒に行きませんか?」
「庭園?いいぞ?こっちだ」
俺とアリスは並んで歩く
「着いた、ここが庭園だよ」
「わぁ、綺麗ですね!」
「あそこに生えてる大きな木の下に行こうか。あそこで寝るのが好きなんだよ」
「わかりました!」
取り敢えず座ったが、気分爽快気持ちよくて眠く・・・・・
「ユウキ様、良かったら私の膝をどうぞ」
「んぁ、ありがとうぅ・・・・むにゃむにゃ」
膝に頭を下ろすとすぐ眠ったしまった。
ーーーーピロン!
進化条件がクリアされました、進化しますか?
YES/NO
これはなんだ?眠ってるのに意識の中に・・・取り敢えずYESで
進化の了承を確認、進化します。
すると、膝枕されているユウキの体が光り始めた。数分後に光は止まったが、ユウキの姿が変わっていた・・・
「・・・・ゆ、ユウキ・・・・様?」
そして、ユウキの目も覚めた・・・
「んぁ?おはようアリス、今日も可愛いね」
「かわっ!!////////」
「そ、そんなことより!さっきの光は何なんですか!?というか、姿変わってますけどなんなんですか!?」
「光?姿?」
『水よ、鏡となれ』
水を鏡にしてみた!
どれどれ?
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・な、なんじゃこりゃーーーーー!」
急に叫ぶからアリスを驚かせてしまった・・・失敬失敬。
俺の姿をもう一度確認してみる、俺の髪はそのまま白銀色、身長は180の高身長、スタイルも良く、極めつけはこの顔だ、100人中100人の女性が振り向くんじゃないかというほどの超イケメンの顔がそこにあった。男でも振り向くレベルだ。
そして、進化と言っていたので、ステータスも確認してみることにした。
ステータス
名前:ユウキ・バハムート・アルカディア・アカツキ
種族:覇帝神龍
職業:王子 EXランク冒険者
ジョブ:覇神 剣聖 賢者 英雄王 第一王子
Lv:9999
HP:---
MP:---
STR:---
VIT:---
INT:---
AGI:---
DEX:---
LUK:---
スキル
全魔法 二刀流 二槍流 気配遮断 気配探知 透化 覇帝神龍化 無限収納 神威 神眼 覇気
固有スキル&XLスキル
神魔法 創造魔法 終焉魔法 陰陽道 七つの大罪 覇神魔法 眷属化 眷獣召喚 創生魔法
称号
武を極めし者、魔を極めし者、神龍に選ばれし者、転生者、龍の頂に立つ者、苦を呼びし者、大罪を犯しもの、天然たらし、異世界の神に見られし者
ええ?増えてるし種族変わってる!?しかも、異世界の神!?何者っすか!?