0017
ユウキは魔王城まで迫ってきていた
『よし、陸戦ゴーレム全種100体ずつ降下』
数隻の空母から陸戦ゴーレムが降下していく。
続いて魔王軍に呼びかける
『魔王軍!並びに大魔王サタン!聞こえるであろうか、我は無益な争いは好まない。今すぐ降伏するならばこれ以上攻撃はせん。返答はいかに?』
すると、城の奥から人影が現れた
『余は、魔王サタンである!我々は貴公に無条件降伏する。どうか、余以外には手を出さんでくれ。』
『うむ、わかった』
言うと同時にユウキは魔王城に降りていった。
『そなたがサタンか』
「ああ、余が魔王だ。今回は降伏を受け入れたくれて感謝する」
『よい、我はこの世界に住まう者同士なのだから仲良くしたいだけである』
ほんとは学園の入学まで暇だからなのだが・・・
「そうか。まあ何はともあれほんとにありがとう。神龍を敵に回すのは流石にな」
おいおい、俺かよ
取り敢えず龍化を解き人に戻り今後について話す
「取り敢えず、我が国との不可侵条約と、また世界征服を企んだら困るんで俺のゴーレム置かせてもらうぞ」
「ああ、それで構わん」
「後日詳細を詰めると思うんでまたな」
こうして戦争は終わったのであった