冒険者の登録
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
朝になりカイン達三人はギルドへ向かう。
「冒険者の登録はギルドの窓口へ行って、冒険者になりたいと伝えればいい」
「担当者が紙をくれるから冒険者名とジョブを書くんだ」
「その情報でギルドが登録証を作ってくれる」
「デタラメを書いても調べられたりしない、バレたら怒られるんだろうけどな」
リックはカインに教えた。
「掲示板に依頼の書かれた依頼票が貼ってある」
「依頼票を取って窓口に持っていけば依頼が受けられるってわけだ」
ハロルが付け加える。
「掲示板というのはハロルさんが昨日いたところですか?」
「そう、あそこだ」
カインの質問にハロルは答えた。
三人はギルドへ到着する。リックとハロルは依頼を選ぶ為に掲示板へ向かった。カインは先ず冒険者の登録である。
「冒険者になりたいです」
「ではこちらに冒険者名とジョブを記入して下さい」
教わった通りだった。担当者が渡してくれた紙にカインは冒険者名とジョブを書いて提出する。登録証が出来上がるのをカインは待った。
「こんな強い魔物の討伐で本当に大丈夫なのか?」
「あぁ問題ない」
リックとハロルが依頼を選んでカインのいる窓口へやって来る。
「この依頼にしよう、とりあえず昨日と同じ魔物だ」
リックは依頼票をカインに見せた。昨日と同じ魔物の討伐依頼である。カインの登録証も出来上がり、三人は依頼を受けた。