難しい依頼
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
ファイアンド国はウォータンド国と違って当たり前かのように魔物が現れる。冒険者としてはファイアンド国のほうが稼ぎ易い。
冒険者の仕事は大抵が魔物の討伐である。しかし他の仕事もあった。カインとアーレンは立ち寄った町のギルドで依頼票を見ている。
「鉱石の採掘…家庭教師…護衛…色々な依頼がありますね」
「鉱石の採掘も冒険者の仕事だと思いませんでした」
「鉱石が採れる場所に魔物が出れば魔物と戦う事になるからな」
「それに冒険者が出来る体力や持っていれば剛力のスキルが喜ばれる」
「剛力のスキル…」
カインとアーレンに剛力のスキルはない。カインにはあるかもしれないが封印された状態である。という事は採掘の仕事で喜ばれない。
「知ってはいたが家庭教師の依頼は初めて見た」
「戦士の子の家庭教師ですね」
「子どもの頃に教えてもらったように教えればいいのかな…」
「けど僕自身にスキルが目覚めてないから無理だよな」
「私も剣しか教えてやれない」
今回の家庭教師の依頼はカインとアーレンにとって難しい。




