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帰路1
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインとアーレンはファイアンド国への帰路に就く。帰り道は来た道と逆である。
カインとアーレンはゼイルがいる村に着いた。
「おぉお二人さん、キスは済ましたようだな」
「ゼ、ゼイルさん!?」
ゼイルは何故かカインとアーレンがキスした事に気付いている。
「…ど、どうして知っているんですか?」
「知ってたわけじゃない」
「カインが幻惑を治せるようになっていたから分かったんだ」
ゼイルは鑑定のスキルを使ってカインとアーレンのキスを見抜いていた。
「魔導書で覚えた可能性もあるが…二人の反応を見て確信した」
『鑑定、恐るべし』
アーレンは鑑定の恐ろしさを思い知る。
「良かったな、カイン」
ゼイルはカインの耳元で囁いた。カインは恥ずかしくて何も言えない。




