剣士の成長
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
魔法の鎧を身に付けるようになってから、アーレンは魔物の群れに対しても苦戦しなくなった。まるで一つの動きのように複数の魔物を斬り伏せていく。
「やっぱり、アーレンさんは美しい」
「カイン、その"美しい"と言うのをやめてくれ…」
「…恥ずかしいんだ」
アーレンは顔を赤くしている。仕方がないのでカインは美しいと言わないようにした。
『アーレンさんは美しい』
カインは心の中で思う事にする。
カインとアーレンは依頼を次々と受けていった。受けた依頼は必ず果たす。二人は十分な稼ぎを得る事が出来た。
「こんなに稼げるなんて…」
アーレンは驚いている。アーレンにとって今までの経験にない事だった。
『まさか鎧のサイズが合っていないだけだったなんて…』
落ち着いて考えれば悩みの解決策は単純だったりする。アーレンの悩みが一つ解決した。
『私は今まで「女はスキルを持っていない」の言葉に囚われていた』
『囚われて解決策を考えようともしていなかったんだ』
『カインのおかげだな』
アーレンはカインに感謝している。その横でカインは呑気な顔をしていた。




