母との会話
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
鍛錬の合間にカインは母であるリリアナの部屋へ見舞いに行く。リリアナは体調が良くない。カインは知らないが、カインを出産してからずっとである。
「母さん、体調はどう?」
「心配してくれてありがとう、カインが見舞いに来てくれると元気になるわ」
気持ちの問題だけではなく、実際にカインが見舞いに来る時はリリアナの体調が回復していた。
「じゃあ、僕が毎日お見舞いに来てあげるね」
「ありがとう、でもカインにもしたい事があるでしょう?」
「無理しなくていいからね」
リリアナが元気と聞けばカインは嬉しい。リリアナが遠慮していてもカインは毎日見舞いに来るつもりでいる。
リリアナは話題を変えた。
「カインは騎士の鍛錬を始めたのよね、父さんに聞いたわ」
「鍛錬はどう?」
「うーん、剣も槍も弓も難しいね…けど楽しいよ」
リリアナはカインに聞き、カインはリリアナに答える。
「楽しいのが一番よ、カインは父さんの子なんだから直ぐに上達する」
「上達した時に油断しちゃダメよ」
「はい、母さん」
リリアナもカインを励ました。自分とガルドの子なのだからカインが立派な騎士になると信じている。
カインの見舞いでリリアナの体調は回復した。しかし、継続はしない。リリアナの体調は良くならなかった。




