水浴び
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインは道具屋にポーションを納品して城下町を出る。
「次はどこに行こうかな…」
カインは行き先に迷っていた。
カインは移動中に水辺があれば水浴びをする。体を綺麗にすると気持ちがいい。ハロルに教えてもらった身だしなみでもある。森の中を歩いていると水の流れる音がした。
『水浴びしよう』
カインは音のするほうへ向かう。するとそこには鎧と服が置いてあった。鎧には見覚えがある。
「あっ!」
「えっ、キャー」
一人の女が水浴びをしていた。カインの注意不足である。
「すみません、失礼しました」
カインは後ろを向いて急いで離れようとした。しかし一つの事に気付く。
『鎧?何で女性が鎧を着ているんだろう…』
カインは気になって足を止めた。物音がする。後ろで女が着替えていると思われた。
「あの…何故こんな所にいるのですか?」
物音が止まる。返事がない。しばらくすると再び物音がして、やがて物音は離れていく。
『いやいや、何故じゃなくて直ぐに立ち去るべきだった…』
『何やってるんだろ』
カインは反省した。




