ギルド
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインはギルドのある町に着いた。そしてギルドを探す。幸いギルドは直ぐに見つける事が出来た。しかし、件の人型魔物に関する依頼がギルドにない。
『操られていたから依頼も出せなかったんだろうな…』
『火の精霊も僕に直接頼んできたし…』
『…どうしようかな』
仕方がないのでカインは窓口で担当者に話す事にする。
「依頼ではないのですが…この魔石を引き取ってくれませんか?」
「この魔石は…どうされたのですか?」
カインは村で起こった出来事を担当者に話した。
「人型の魔物…」
「人を操る能力…」
「噂では聞いた事があったのですが…実在していたんですね」
カインの話を聞いて担当者は驚いている。
「人型の魔物は魔人と呼ばれています」
「人を操る能力は幻惑という能力らしいです」
担当者は自身の知っている事をカインに教えた。
「魔人ですか…」
カインは呟く。幻惑を使う魔人は気付かれないうちに悪事を行っているかもしれない。
魔石はギルドが引き取る事になった。
「そういえば…魔石って引き取った後はどうするんですか?」
カインは担当者に聞く。
「魔石は加工して魔力石にするんです」
「魔力石からは魔力が取り出せて、魔法道具の動力として使っているんですよ」
「そうなんですか!?」
担当者がカインに答えた。また一つ、カインは知らなかった事を知る。
『じゃあ、もしかして…』
カインに新たな疑問が浮かんだ。好奇心は連鎖するものである。




