村の道具屋
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインは魔石を回収する。村に戻ったが村にギルドがない。
『魔石どうしようかな…』
カインはダメ元で道具屋に向かった。
「いらっしゃい」
道具屋の店主に出迎えられる。
「あの…魔石を引き取ってもらえたりしますか?」
「魔石?うちでは引き取れないよ」
「そうですよね…」
道具屋には魔石の引き取りを断られた。魔石の引き取りはギルドを探すしかない。
「どうしたんですか?その魔石は」
「火の精霊を名乗って生贄を要求していたのが魔物だったんです」
「生贄?魔物?」
「あぁ、あの叫び声は魔物だったんですね」
「そうじゃないかと思って、皆で家に避難していたんです」
店主には操られていた時の記憶がなかった。他の村人も同じだと思われる。
『わざわざ生贄の事を伝える必要もないよな』
「はい、あの叫び声は魔物でした」
「これはその魔物が変化した魔石なんです」
カインは店主に話を合わせた。
「村に来ていたら大変な事になっていたかもしれません」
「魔物を倒して頂き、ありがとうございました」
店主はカインに礼を言う。
「魔石はギルドを探して引き取ってもらいます」
「だったら…」
店主はギルドがある近くの町をカインに教えた。
「分かりました、ありがとうございます」
今度はカインが礼を言う。
「あと、ポーションの納品をしたいので空瓶をあるだけ用意してもらえますか」
「あるだけですか…豪快ですね」
カインはポーションの納品をして道具屋を後にした。次は店主に教えられた町に向かう。




