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レストラン
この物語はフィクションです、実在の人物や団体とは関係ありません
「」で囲まれた箇所は口に出した言葉、
『』で囲まれた箇所は心に思った言葉、になります
カインはアーレンが待っているレストランへ向かう。合流して食事をしながらカインは好きな指輪のデザインをアーレンから内緒で聞き出そうとした。
「どうしたんだカイン、戻って来てから…調子が悪いのか?悩み事か?」
アーレンは心配している。
『会話がおかしくなってアーレンさんに心配されてる…』
『内緒で聞き出すって難しいな』
カインはアーレンから好みのデザインを聞き出す事が出来ない。
「いえ、何でもありません、ありがとうございます」
『今日のところは諦めよう…また明日だ』
その日は聞き出す事を諦めてカインはアーレンとの食事を楽しんだ。