表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/139

作戦会議

この物語(ものがたり)はフィクションです、実在(じつざい)人物(じんぶつ)団体(だんたい)とは関係(かんけい)ありません

「」で(かこ)まれた箇所(かしょ)(くち)()した言葉(ことば)

『』で(かこ)まれた箇所(かしょ)(こころ)(おも)った言葉(ことば)、になります

 魔物(まもの)討伐(とうばつ)()かう途中(とちゅう)、リックは自分(じぶん)(こと)をカインとハロルに(はな)す。


(おれ)には狂戦士化(きょうせんしか)っていうスキルがある」

狂戦士化(きょうせんしか)怪我(けが)大小(だいしょう)(かか)わらず戦闘中(せんとうちゅう)(いた)みがなくなる」


(いた)みが()えるんですか?」


カインがリックに質問(しつもん)した。


(いた)みを(かん)じてから()えるんじゃなく最初(さいしょ)から(いた)みと認識(にんしき)しなくなる」

(いた)みがないから(てき)(ひる)まず()()んでいける」

「しかし、無理(むり)()()んでしまい(やす)いデメリットがある」


「それって大丈夫(だいじょうぶ)なのか?」


ハロルはリックに()く。当然(とうぜん)疑問(ぎもん)だった。


「あぁ、昨日(きのう)()にかけた」

「だがカインの回復魔法(かいふくまほう)(たす)けられたんだ」

「カインは瀕死(ひんし)(うご)けなくなってたところを一瞬(いっしゅん)完璧(かんぺき)(なお)してくれた」

「その(あと)怪我(けが)すると()(なお)してくれた」


リックは昨日(きのう)状況(じょうきょう)説明(せつめい)する。ただ、正確(せいかく)ではない箇所(かしょ)があるとカインは気付(きづ)いた。


瀕死(ひんし)(うご)けない状態(じょうたい)一瞬(いっしゅん)で…ハイ・ヒールでも無理(むり)だ、(すご)いな」


ハロルは(おどろ)いている。回復魔法(かいふくまほう)()魔法使(まほうつか)いだからこその(おどろ)きだった。


「あの…(なお)れと(おも)ったのは最初(さいしょ)一回(いっかい)だけなんです」


カインは(おそ)(おそ)事実(じじつ)(くち)にする。


「えっ!」


リックとハロルは(おも)わず(おお)きな(こえ)()して(おどろ)いた。


怪我(けが)する(たび)に『(なお)れ』と(おも)うのは手間(てま)じゃないですか…」

「…だから最初(さいしょ)に『その都度(つど)(なお)れ』と(おも)(こと)にしているんです」


カインは説明(せつめい)する。カインの回復魔法(かいふくまほう)はあまりにも都合(つごう)()いチート魔法(まほう)だった。リックとハロルは唖然(あぜん)としている。


「…と、とにかくカインの回復魔法(かいふくまほう)があれば(つよ)魔物(まもの)であっても討伐(とうばつ)できる」


リックは自分(じぶん)(かんが)えをハロルとカインに(つた)えた。


自動全回復(じどうぜんかいふく)回復魔法(かいふくまほう)…」


ハロルは(つぶや)いている。


「…だが、戦士(せんし)瀕死(ひんし)でも魔法使(まほうつか)いは即死(そくし)しちまうから俺達(おれたち)後方支援(こうほうしえん)だぞ」


()かってる、魔物(まもの)(おれ)()()けるさ」


「お(ねが)いします」


(たたか)いにおける三人(さんにん)役割(やくわり)()まった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ