先達を偲ぶシリーズ。 先に旅立った偉大な人たちを、忘れないでください
Who is BAD
Just to tell you once again
6月25日はマイケル・ジャクソンの命日です。
毎年、この日がくるたび思うことがある。
彼が日本に移住していたら、彼の時間は止まらなかったんじゃないか。
あの国に居続けたことが、彼の人生を終わらせた原因なんじゃないか。
彼には彼の幸福も不幸もあっただろうから、
他人がとやかく言うべきではないのはわかっている。
ただ、失われたものの価値、大きさを考えると、
やはり思わずにいられない。
THIS IS ITのコンサートが行われていたら、
どれだけの人が感動し、どれだけのムーブメントが起きただろうか。
きっと続けて日本公演も行われていたことだろう。
私にはくだらないとしか思えない訴訟や、
マスコミの悪意に満ちた報道で、
彼の時間は無駄にされたと思っている。
ようやく、そこから脱出した、彼の音楽活動再開。
待ちわびていた人は何万人だろうか。
全く、まったく以てもったいない。
残念で仕方がない。
音楽やダンスを生きがいとする人たちに、
計り知れない影響を与えることになったであろう。
疑いようがない。
彼の神様はどうして、もう少し待ってくれなかったんだろう。
宗教批判と思われる方もおられるだろうが、
せめて、ロンドンの舞台にだけは立たせてあげてほしかった。
あれほどの存在に、あの終わり方はない。
どうしてもその思いが拭えない。
悲しいというより、悔しい。
マイケルの命日にはその思いが一層強くなる。
いつもならば、どう好きか、なぜ好きか。
そんな文章にしようと思うのだけれど、
マイケルの最後を思うと、そういう論調にできなかった。
助けてあげたかったなぁ。
So lets start giving