5話 美菜ちゃんは
文字少ないです...
私の名前は美菜。普通のJKよ。
実はこの前、東京を歩いていたらなんとアイドル事務所にスカウトされちゃったの!
直ぐOKしたわ。
だって、アイドルやってたらいつか私の推しAZUMAくんに会えるかもしれないじゃない!
AZUMAくん.......ん?そういえばあいつが自分はAZUMAだとか言ってたな法螺吹きやがって。
そういえば、昨日の夜のミューステでAZUMAくんの女装ドッキリあったな〜。
噂によれば、そのブロマイドがもう発売されてるとかないとか。
ちょっと調べてみよう。
あっ、これね!
Aの全員分買っちゃおうかしら。
そういえばいつもあいつにグッズとかもらってたわ。
もしかして本当にAZUMAくん?........そんなわけないか。
美菜は、画面越しにAZUMAの女装ブロマイドを見ている。
ん?この顔つきなんか似てる.....?
よし、もうこの事を考えるのはやめましょう。
一刻も早くAZUMAくんに会うためにアイドル頑張らなくちゃ!
ふふふ、楽しみだなぁ〜。
一方その頃、当のAZUMA本人はブロマイドのことを知らされていなかったようですごく項垂れて「恥ずかし〜よぉ〜」とかなんとか言ってたそう。
マネからは、「だって、言ったら断られるじゃない!一応、両親には言ってあるし。」と言われてAZUMAは
「う〜ん...」と唸っていた。
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