12話 初めての体験をさせて頂きました
文が短くてすまん。
さくらはこう見えて力持ちだ。
俺を担ぐぐらいはできる程度の....。
なんか、男として担がれるのは恥ずかしい気もするが楽に学校に行けるという気持ちもあるため気にしないことにした。
それで今、担がれているわけだけど、さっきから周りが幅一メートルぐらいしかないような小道や家と家の狭い間などを通ったりして、もうなんか、凄いとしか言いようがないというか。というかなんでこんなとこ知っているんだよ....。
そんなことを思っていたら既に学校の近くまで来ていたようだ。
「着いたのですよ!ほら、さっさと校舎に入りやがれ、なのです!」
「う、うん...。ありがと」
う〜ん、前から思っていたけどさくら口悪いな〜...。
後、ギャップが凄い。
なのですとかの語尾をつけても尚、クールにしているからなんかほんともう凄いとしか言いようがないと思う。
そのまま歩いて教室に着くとそこにはまだ誰もいなかった。
っっ!!俺一番に教室来たのとか初めてなんですけど!
うん、さくらには貴重な体験をさせてもらったな。
後で、感謝しよう。
準備が終わり、席に着いてから何分か経つとぞろぞろと教室に人が入ってきた。
毎朝、一番初めに来ていると思われる生徒には驚いた表情で見られていた。
そしてしばらくするとチャイムが鳴り担任の夏河先生(なっちゃんと呼ばれている)が入ってきて朝のHRが始まった。
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増えると、作者は嬉しくて泣く。




