第八話 市場
銀鷹です!今回はやっとついた市場での買い物です!読んでくださると幸いです。
この世界に来て早々戦いやら芋虫やら山賊やら開幕からどたばたとしていたがようやく普通の人間が普通に暮らしている普通の町に着きました!!おめでとう、私!
「さて、ここには何があるのかなー?」
目をキラキラ輝かせて色々と市場を見て回る。元いた世界でのリンゴやブドウに値するであろう果物の類や、見たことの無い植物や道具がたくさん売られている。それに賑わう人や馬車が通っている。
「素敵な街ね...」
しばらく景色に浸っていたがもしこの国の兵士に顔が知られていたらまずいという事を忘れてはいけない。それにここに来た目的は....
「いらっしゃい!」
「これを全部下さい。」
「え、お嬢ちゃん、それ全部買うの??」
「はい。代金です。」
「お、おう..まいどあり!!」
店主すらも少し引くそれは.....芋虫!
それはもう恐ろしい数の芋虫が詰まったビンである。
どうやらこの世界では芋虫は一般的におやつとしても流通しているらしい。
買ったのはなにやら芋虫をバターでコーティングしたものをビンに詰め込んだもののようだ。
正直コロコロ芋虫がぎっしり詰まってるので見た目はグロデスクとしか言いようが無いが、まぁ魔素の為だと割り切ろう。あともう2、3軒くらい回って他にもリストに書いてもらった物を買わなくては。
そしてあっちへ行ったりこっちへ行ったり走り回ること約2時間!
「はぁ...はぁ...」
すっかり夕暮れ時だ。買い出しといえどさすがに疲れてくる。ビンの数もけっこうあるのでこれが重い。
また幸いな事にまだこの街には私が大地震を起こしたという事は伝わってはいなかったらしい。少なくとも住人がそのような話をしてはなかった。
「ポーションに芋虫、それから包帯と聖水、あとは...」
トルスの書いたリストにある物、それから独断で買ったもの、あと....
「ふっふーん♪」
自慢げに片目にモノクルを付けた。どうやらこのモノクル一つでこの世界のありとあらゆる文字が読めてしまうぞ!とかなんとかちょっと怪しそうなマーケットで売っていたのでついつい買ってしまった。
ともあれ、これで当面の間は魔素の供給には困らないだろう。さて、帰ったら夕飯を食べて早いところ寝よう!!
今日はもう疲れた。ここに来てから半日で買い物戦いetc...で疲労が限界!
って、気球までまたけっこう歩かなきゃいけないじゃん!!
さすがにワイバーンを連れて街中へ行く訳にはいかないので街から少し離れたところにワイバーンと一緒に気球を置いてきたのだった。
この世界には瞬間移動の魔法とか無いのかな?
室内で使うと天井をぶつけるようなアレとか....ないか。
はぁ....
どっと疲労感が押し寄せてくるが、仕方なくとぼとぼ歩いて帰るのだった。
ここまで読んでくださりありがとうございます!!感想や誤字脱字、苦情等は受け付けておりますのでよろしければどうぞ!




