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第三話 異世界に降臨?

今回は杠葉が魔王として異世界に来るまでの出来事を書きました(そこまで大きな話ではないですが..)読んでくださると幸いです。

「......はい?」

魔王?迎えに来た?どういう事???


「我らが魔王様。どうか我々をお救い下さい....!」


「ちょっと待って。いまいちよくわからないんだけど...どういう事?」


「私達の国は、人類と我々魔族による紛争が多発しておりました。国家機関を持ち統率の取れた優れた戦術を用いる人間達は、我々異形の存在を認めず、滅ぼさんと攻撃し、国も持たぬ我ら魔族は今や人間の手によって滅ぶのも時間の問題なのです....異世界の人間であるあなたにいきなりお願いすることがおこがましい上に重荷をかせてしまうのは百も承知です。ですが、どうか我々に力を貸してくださいませんか」


そのデーモンのトルス?だったかは深々と頭を下げた。


「重ねてお願い申し上げます。あなただけが我々の未来を救ってくださる希望なのです。どうかお力添えを....」


地面にあたまを擦り、強くお願いをするトルス。

そこまで言われたら、なんか気まずいなぁ。


「わかったから。頭を上げて頂戴。」

つい、可哀想になり了承してしまった。


「本当ですか!恩に着ます...!では早速私達の戦いに加勢して下さい...!」


「えっ」


そう言うと間もなく、トルスと私の足元に巨大な魔方陣が現れ、一瞬の内に私は吸い込まれてしまった。



..........。

.............!

ふと気がつくと、そこは市街地だった。家々は燃え、鎧を纏い盾を持った戦士と、蛇のような皮の人型モンスターや翼を持った巨大なドラゴンが戦っている。


「ここは!?」


「人間の国、セントローム王国領の西方大陸、ガナンです。」


「そう言われてもいまいちピンと来ないんだけど....」

と言うと、トルスは丁寧に説明をしてくれた。


まず、ここはセントロームと言う人類による王国の領地であるらしい。更にセントローム領の大陸は5つに分かれ、中央大陸のグランセントローム、北方大陸のゼノン、南方大陸のエンシェ、東方大陸のカミール、そして私達がいまいるここ、西方大陸のガナンだそうだ。更に2年前魔族と人間で争いが起こり、そこから彼らは戦争を始め今や人類の圧倒的優勢となっているとの事。何となく事情はわかったけど...


「私は、一体どうすればいいのかな...?」


「魔王様、まずはこの世界の魔法の原理についてお教え致します。われわれは生まれつき魔力の強さなどは決まっておりますが、あなたのいた世界の知恵、知識と言った物はこの世界ではそのまま魔力に影響するのです。すなわち、あなたが今までに知った豆知識など、特にあなたの知っている事を呪文として唱えて見ると、ひょっとしたら効果を表す事もあるのです。」


なるほど、つまり水道水には塩素が入っていると叫べばどこからか水道水が出てくるとかそういう仕組みか。


「私達の呪文は、この世界の言葉で水よ!や大地よ!などと言った言葉で詠唱している物なので、仕組みは同じです。」


「いきなりそんなハードル高い事言われてもねぇ。」


「何か知っている事を言ってみてください。」


うーん....今約に立つ事、かつ知識....この戦況を覆すには...

....そうだ、前に地学で習ったアレならば!


「スゥーッ....」

大きく息を吸って....


「マグニチュード8は1増えるとエネルギーが32倍になる!!!!」

と叫んだ。

その瞬間


ゴゴゴゴゴゴッ!!!ドドドドド!!


ドカーンッ!


「よしっ!」

思わずガッツポーズを取ってしまった。


予想通り、突如地割れが起きるほどの大地震が発生した。

「なんだ!この揺れは!?」


「クソッ、足元が!!」


「しまった!退却、退却ー!!」


鎧を着た兵士達は次々に倒れる。残った兵士は一目散に逃げていく。これはナイスな感じ!?


「やりましたね、魔王様。それは一体なんという知識なのですか?」


「んーと、私達の世界では、地面が揺れる現象が起きることを地震と呼ぶのよ。そしてその規模を表すときにマグニチュード、という言葉を用いて表してそのマグニチュードというのは大きさによって数字で分けられているのだけれど、その数字の1の差に、約32倍もの差が生まれる、という知識よ。今の場合はマグニチュード9相当の地震が発生したみたいね。」


ふぅ、ちょっと心配だったけど...どうやらこの世界の魔法は意外とチョロいんじゃないかな!?なんとなくコツは掴んだ。後でいろいろ試してみよう。


「さて、魔王様。早速で申し訳ないのですが、私達が現在アジトとしている場所へ来ていただけますか?」


国らしき組織としては成り立っていなくてもある程度のまとまりはあるようだ。

「わかった。行こう。」


王国の兵士が退くのを確認し、ひとまずトルスの言うがままに彼らのアジトへと向かうことにした。

ここまで読んでくださりありがとうございます。はい、今回はなんとなく戦闘描写を入れてみたかったので入れてみました。どうもこの世界はトリビアがそのまんま文字通り力となるらしいです。そんなこんなで、次回もまた読んでくださると幸いです。次回、タイトルにあるように王国騎士が登場!?

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