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勝負のようです①

どうも、ブラコンでは二ヶ月ぶりです!

こっちより「ある妹」の方が人気高いんだよな〜

『次のレースの前に、次の種目の男子50メートルに出場する人は入場門の方まで来てください』


千沙都と話しているとそんな放送が流れてくる。もうそんな時間か。早いもんだな。


「呼ばれたから行ってくるわ。......コイツ起こして」


「うん、そうね。それにしてもここで寝れるとかどんな神経してるのかしら?」


そう言いながら武田の頭を叩く千沙都。容赦ないな。だいたい五回ぐらい叩くとやっと武田が目を覚ました。

俺はまだ寝ぼけた様子の武田を引き連れて入場門へ向かった。



入場門には係の人がよく働いている為か、大抵の人が既に整列を終えていた。

俺と武田が列の方に近づくと、それを見ていたのか係の人が声をかけてきた。


「2人は次の種目に出場する人ですか?」


「そうだけど、どこに並べばいいか分からなくて」


「それじゃあ名前を教えてください」


「俺は和樹でこっちのは武田」


「和樹さんは前から三番目の列で、武田さんは1番先頭の列ですね」



係の人に武田と別れ......たと言ってもたかが数mも無いけど、そこに向かうと......。


「まさか、君も同じ種目でしかも同じ列なんて......。運がいいのか悪いのか」


「それをお前が言うのか?えーっと、ひでだっけ?」


「ひでじゃない!しゅうだ!......まぁ、丁度いい。1回戦目には丁度いい種目の様だし」


はぁ?一回戦目?


「ちょっと待て。一回戦目ってのはどう言う意味だ?」


「普通考えて体育祭が終わるまでだろ?そんなのも検討がつかないのか?」


俺もそう言われたら少しイラッときてしまった。そこまで言うなら徹底的に勝ってやろう。


そして、そうこうしている間に残りの女子が走り終わり、ようやく俺と秀の走る番が回ってきた。



『ここで一つの大目玉!生徒会長の義理の弟!とその弟に勝負を挑んだ生徒会役員の秀の戦いだー!』


うはー、なんでそのこと知ってるんだろ。学年違うよね?一年の放送部から聞いたのか?まぁ、勝てばいいんだ。


指示に従いスタートの位置につく。そして、スタートの音を聞き一斉にスタートした。







ゴールすると俺が一番だった。

そして肝心の秀だが最下位でした。ちなみにゴールしたら速攻「次は負けないからな!」と捨て台詞を吐いてどっか行ってしまった。


さて、一度自分の団の席ところまで帰るとするか。

近いうちに次話を投稿したいと思います

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