まだ...だと
読者から二人フォローが来たので結構嬉しかったりしてます
一泊2日の海水浴に行く当日の朝
「ふぁー、眠い」
「いつもの和樹はまだ寝てる時間だから仕方ない仕方ない」
「そうですよそうですよ」
「それもそうなんだよなぁ...。とりあえず、2人にはなんでそんな事を知ってるか教えてもらおうか」
現時刻6時25分、俺達3人は集合場所にしてあるバス停前まで歩いている。何故こんなに早いかと言うと行く場所が場所なだけに早い方がいいだろうと言う事だ。それにしても姉さんならまだしも何故ゆずまで知ってたのかが謎すぎるのだが...
そんな感じ5分ほど歩いていると集合場所のバス停が見えて来た。あれ?もう誰か来てる。あれは千紗都かな。あ、こっちに気が付いたみたいだ。
「おはよう、和樹くん。それと未音先輩に柚木もおはよう」
「おはよう、千紗都。来るの早いね」
「楽しみであんまり眠れなかったから」
へぇ、まぁ俺は別の意味で寝るのが遅くなったんだけど。
「ふ、胸が小さいとそんな所も小さい子のようになるんですね、先輩」
「それは私に思いっきり喧嘩売ってるのよね?そうなのよね?いいわよ買ってやろうじゃない!」
そう言って千紗都とゆずが取っ組み合いを始めた。最近の恒例である。普通に仲良いよなあの二人。
そんな二人を眺めてたら直人もやって来た。
「おはよう、直人」
「あ、あぁ、おはよう。にしても朝からなんだか凄いなあの二人。てか片方だれ?」
あれ?説明してなかったっけ?
直人に軽く説明をした後残りの一人をみんなで待っていた。
バスが来る時刻が7時で今が6時50分そろそろ来てもいい時間なんだけどな。
「なかなか...来ないな」
「一応メールはさっきから送ってるんだけど返事がない」
待ってる相手はいつものメンバーにいる武田である。俺も電話を掛ける。....出ないな。
んー、あと5分か。来なかったらどうしよう。そんな事を考えながら俺達は待った。
ヤバイよアイツ来てないよ、もうバス来ちゃうよ。
あ、バスが見えて来た。そして止まる。
「和樹、ど、どうする?」
「...置いてくか」
「....ーーとまてー!」
何処かからか武田の声が聞こえて来た。
あ、来た。
「ちょっとまてー!」
「早く来ーい」
とりあえず一言だけ返して俺達はバスに乗り込んだ。
「うぉー!ギリギリセーフ!」
最後は走り込んで入って来た武田だった。間に合ったんだ。
バスは武田が入ると同時に出発を始めた。よかったな運転者待っててくれたみたいだぞ。
とりあえず席に座り外を眺める。姉さんと千紗都とゆずが何故かじゃんけんをしてるけど関わったら負けな気がする。結局勝ったのは姉さんでした。
そんな感じでバスを乗り換えたり乗り換えるたびに隣に座る人が変わったりしたが4時間と言う時間を掛けてとうとう念願の海に着いた。
水着出せなかったー!orz
次回はちゃんと水着出ます!
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