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入学式

なんか、1日でブックマークが7件も来てて凄く、嬉しいです

昨日少し早く寝たためか、6時に起きてしまった。仕方ない、まだ横になっておくーー


「おっはよー!起きてー!」


「ぐほぉ!」


突然、何処からともなく現れた姉さんが、寝てる俺にダイブしてきた。当然避けれるはずもなく、お腹にかなりの衝撃がくる。


「いや〜、今日から一緒の学校に行けると思うと楽しみで楽しみで部屋に来ちゃった!」


「来ちゃったじゃ、ねー!」


入学式の朝はあまりロクでもない始まり方だった。






「全く、朝から災難だったぞ」


「まぁまぁ、気にしなさんなや」


俺は中学からの親友の、斉木 直人と一緒に学校に向かっている。

あの姉さんはと言うと

「私は生徒会の関係で先に行かなきゃいけないから、先に行ってるね!」

との事だ。まぁ、その方が平穏でいいのだが。


「そういえば、お前の姉さんって生徒会長なんだろ?」


「そうらしいな」


「容姿よし、スポーツよし、勉強よし、普通に考えたら凄すぎる姉さんだよな?」


「そうだな」


「ブラコンという物さえ無ければ」


俺は無言で頷く。ちなみに、直人は俺の姉さんがブラコンである事を知っている数少ない人の一人だ。コイツも昔は姉さんを意識してた筈なのにな。ほんと、性格って大事だよね。

ちなみに、俺と姉さんの血は繋がってない。俺が4歳で、姉さんが5歳の時に、俺の父親と姉さんの母親が再婚した形でなった姉弟。つまり、義姉と言う訳である。

俺もその姉がここまでのブラコンになるとは思いもよらなかったが...


それから少しすると学校が見えてきた。校門を通る時、校門前に立って挨拶をしてくる生徒が何人か居た。生徒会役員だろうか?

そんな事を考えながら俺達は体育館に向かった。





体育館に入り、自分のクラスの列の椅子に座る。少しすると、全員集まったのか式が始まる。


『これより、入学式を始めます』


こういう行事は眠くなるんだよな〜。

式は進み、新入生代表挨拶となった。登壇上がるのは...へぇー、同じクラスになる女子か。

それも軽く聞き流した俺の耳にある種の、一番恐ろしいものが聞こえてくる。


『生徒会長挨拶』


ステージの上に登る姉さん。頼む、変なこと言わないで!


「私は、この学校の生徒会長をしている東雲 未音です。この学校への入学式をーーー」


良かった、普通の挨拶をしてる。こういうところでは真面目にするって分かってても、どうしても悪い考えが頭に浮かんでしまう。だけど、チラチラとこっちを見るのはやめてほしいかな!


生徒会長挨拶も無事?に終わり入学式は終わりとなった。

俺たち新入生は自分のクラスに移動となった。さて、変なクラスメイトが居ないといいが...

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