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組曲「生徒会」  作者: 若松ユウ
間奏(インテルメッゾ)
29/47

#028「実効支配」

@放送室

アズサ「なんと『教えて、アズアズ』のコーナーが独立いたしました。イエェイ。やったね、ブイサイン」

ミツテル「メタ小説に近い作品なので、苦手な方はナンバー二十九へ急行してください。――このアテンション、必要かな?」

アズサ「前回は、主な登場人物十二人プラスアルファの誕生日と血液型を曝露しちゃったので、今度は、身長と出身校もリークしちゃいます」

ミツテル「体重やスリーサイズは?」

アズサ「花も恥らう乙女が四人いますので、そのあたりは読者様のご想像にお任せします」

ミツテル「三人の間違いじゃないのか? 少なくとも、この部屋には居ない」

アズサ「新月の日は、夜道に気をつけたまえ。――手元のカミゾノートの調べによりますと、東校出身が日立兄弟、木場の三人。西校出身が天王寺、海原の二人。南校出身が水沢、金の二人。北校出身が地井、星見の二人。そして火野、土橋、宍戸の三人が中央校出身だそうです」

ミツテル「日の明るいうちに帰ることにしよう。――神園さんは?」

アズサ「あたしは、市外からの編入生だから。続いて、身長を低いほうから順に紹介します。ジロリ」

ミツテル「そこで、なんで自分を見るんだ?」

アズサ「今にわかるわ。――繰り返しになるから、単位は省略するわね。土橋茶子、百四十七。星見光照、百五十。神園梓、百五十三。金れもん、百五十六。水沢灰二、百五十九。地井ソラ、百六十二。天王寺藍、百六十五。海原紺平、百六十八。木場翠人、百七十一。宍戸玄助、百七十四。日立橙哉、百七十七。火野紅太、百八十」

ミツテル「自分、前から二番目なのか」

アズサ「中身で勝負することだね。――このへんで、リクエストに応えようかな。ラジオネーム、板チョコ大好きさん。神園さん、星見くん、こんにちは。こんにちは」

ミツテル「こんにちは」

アズサ「そろそろ登場人物が多くなって、誰と誰が同じクラスなのか、こんがらがってしまいました。この辺で、まとめて教えてください、とのことです。板チョコ大好きさんには、新聞部特製のブロマイドを差し上げます。資料室まで取りに来てくださいね」

ミツテル「処分してなかったのかよ」

アズサ「一部、これから登場予定の人物も含みつつ、三年生から紹介していきますね。特にコレといった人物が居ないクラスは飛ばしますので、あらかじめ、ご了解ください。――三の二、市庭響。三の四、鞍掛環。二の一、地井ソラ、火野紅太、屋敷静、葭原雫。二の二、名次樹、星見光照、山内大貴。二の三、五十嵐翔、金れもん、久保翼、松下瞳、水沢灰二。二の四、神園梓、木場翠人、広田優。二の五、海原紺平、天王寺藍、常盤望、宮前遥。二の六、宍戸玄助、日立橙哉、黛アスカ、若竹司。一の一、川添桜、苦竹詩織。一の四、土橋茶子、堀切透。一の五、産所巧。以上、総勢三十名」

ミツテル「意外と多いな」

♪ドアが軋みを立てながら開く重厚音。

カケル「本当だ。黛の言う通り、誰も居ない放送室で、新聞部が遊んでる」

タイキ「増幅は切ってあるし、裕子先生も許可を与えちゃったみたいだし、止める理由は無いね」

アズサ「それでは、放送部公認ということで、次のお便りをご紹介します」

カケル「調子に乗るな」

タイキ「まぁまぁ。それで、ブロマイドは?」

ミツテル「山内さんがリスナーだったのか」

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