力に溺れる弱虫
「ここはわてらの敷地でなぁ勝手に穴開けられたら困りますんや」
そういうと関西人らしきチンピラは
目だけでも殺気がみなぎっている。
「あははすいません。着地地点がここだったんで...」
そういうと僕は立った。
そうすると関西人らしきチンピラは電話をかけた。
「あ?兄貴?ですかわてらの敷地をぶっ壊した餓鬼がいるんですよ」
そういうと目で脅しながら中指を突き立てる
「一発しごいてやらなあきまへんな」
そうすると電話から声が聞こえる。
「あぁん!?なんやと餓鬼に敷地を壊された?
そんなん親分に示しがつかん殺してまえ」
流石に殺すのは駄目だと思ったのか見立て下っ端の関西人は
「流石に殺すまではせんでいいんちゃいますか?豚箱になんかはいりとうない。」
「半殺しでいいんちゃいます?」
「...構わん殺せ。指を切り落とされたいか」
「わかりましたわかりましたって兄貴」
「ほな...」
そういうと下っ端はポケットからナイフを取り出した
「さいなら」
そういうとナイフを刺そうとしてきた
だが瞬発力も上がっている為
避けれた。
「こいつ...」
「やめといたほうがいいですよ 死 に た く な け れ ば 」
「なんやと?極道なめとるんか?」
「極道...ですかですが極めるものを間違えたんじゃないですか?」
「や、野郎...ぶっ殺してやるぅぅぅううう!」
こんなこと言えたのも精神的に余裕が生まれたからだ
今までの僕だったらこのまんま半殺しになっていたし
そのあとまたいじめっ子にイジメられていただろう。
だけど
今は
「僕が虐める番だ」
殴り掛かってきた極道の下っ端の手を払い
腕を掴みそのまま関節技へと持ち込みそのまま
へし折った。
ゴキャ
「ぎやぁあゃあぁやああぁあゃ」
いい音がなったまるでテレビの効果音のようないい音だ
心地好い音
いままで自分がやられた音
そうするとナイフを奪い取り首に突きつけた。
「だから言っただろ君だって命が惜しいだろ?死にたくなきゃここから立ち去れ」
「うっぐ...」
「次やったら...」
「つ、次...やったら..,?」
「有無を言わさず殺す。」
そうすると極道の下っ端は尿を漏らし
逃げていった。
そうすると僕はその場を去りながら
とある感情に浸っていた。
「恐怖に怯える顔...フフフ...素晴らしいなぁ...」
僕は大声で叫んだ。
「この力があれば!この力さえあれば!」
「僕は!いや...俺は!...」
僕はここでおかしくなってしまったのかもしれない
極道の下っ端の悲鳴で何かに目覚めてしまったのかもしれない
完全に溺れてしまった。
力という名のプールに
ずっと...溺死しても戻れない...深い...闇
「俺は俺は支配する!そして虐げる!俺を...痛め付けたゴミクズを...」
この時の僕にもう優しかった僕の感情は存在していない
生まれ変わったのだ...真のゴミクズに...




