おかしも
僕の学校には七不思議があります。
おかしもはけっこう良いやつです。いじめられている子がいるといつの間にか後ろにいて「みりゅぐるぉおお!」と叫びます。でも○○君は「くぐらぅふぶ!」と言います。○○ちゃんは「へぐらうすら!」と言います。でもみんな大体「みりゅぐるぉおお!」だと言います。
おかしものいいところは他にもあって、廊下を走っていると前に出てきます。誰もいないときには出てきません。人が多いときにだけ来ます。お父さんはぶつからなくなっていいじゃないか、と言いましたが、おかしもとぶつかるのであんまりよくないです。おかしもはすごく臭いので誰もぶつかりたがりません。でも、走ると何度も出てくるので面白がってぶつかり続けるやつもいます。そういうやつはしばらく臭がするのですぐ分かります。
おかしもの困ったところは喋ると横にいることです。普段はいないけど、たまに喋っている人の横にいます。誰かの横にいるのに気が付いたらみんなが机の下に入ります。なぜかというと地震があったり、変な人が来たり、どこかで火事があったりするからです。終わるまでずっと横にいるのでちょっと嫌です。どこを見てもおかしもは横からじーっと見てるので怖いからです。でもほとんど横に来ないのであんまり気にしないです。