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異世界魔王降臨  作者: ちゃんちゃか
第三章:人魔大戦編
22/26

大掃除からの水着

掃除回とおもった?

残念!水着回でした!

View:デスペラート

 スライムまみれになった魔王城を掃除することになった。

 とはいっても、

「全員!整列!!」

 この一言でみんな集まってくれるのだから簡単だ。

「・・・ジャック隊長、この城にスライムはいったい何体いるんだ?」

「んーっと、ひぃ、ふぅ、みぃ・・・たくさんだな。」

「あほが!!」

 どこのワド●ドゥ隊長だよ!

「んなこと言ったってよぉ!!わかんねえよ!!」

「しょうがねえ、整列隊形を変えるぞ!!」

 スライムを横1000匹にして四角形に並ばせていく。

「んーと、これで縦が320。余りが210匹。つまり、320210匹か。多スギィ!」

 しかも一体一体が小さな村なら滅ぼすほどの力を持つ。

「旦那、今代の魔王軍はスライムがコンセプトなんすか?」

「いや、それは・・・」

いやまてよ?進路上の村という村の女子という女子をスライムまみれに・・・。

「よし、陸軍はスライムメインだ。」

「あ、メインなんだ・・・。」

 その後、スライムたちに、土魔法であっという間に兵舎を作ってやった。

「さて、一応海軍も編成するか」

 制海権を掌握すれば、運送ができなくて兵糧が尽きるのだ。

「えーと、海産物の魔物は・・・っとその前に海に行くか。」

「魔王様!!海に行かれるのですか!!」

 と、すごい勢いで駆け寄ってくるニア。

「ど、どうした・・・?すごい勢いで・・・?」

「魔王様。ニアは海、見たことない。とても、憧れてる。」

 と、後ろからテラのフォローが入る。

「よし、ついでだしみんなで行くか。」

というわけで、急遽海水浴となった。メンバーは俺と、ニンベルグ、リース、アリス、ルーツ、ニア、テラ。

ちなみに、俺のスキル:水泳はLv9だ。修行してた世界は超過酷なサバイバルだったので、いやでも身についた。

水泳以外にも、投擲、毒耐性、対飢餓、遠視、暗視、登攀、罠作成などもLv9だ。

 んな昔話はどうでもいいな。

「いまはこの目の前のときめきが大事なのだよ。」

 俺が日本にいたころは、学生なのに青春と無縁の生活をしてたからな。

「ま、魔王様?に、似合ってますか?」

「今は仕事中じゃないよ。ニンベルグ。ちなみに、すごい似合ってます。」

 ニンベルグは白のビキニだった。あの爆乳がばいんばいんする。いつもは降ろしてる髪を結わえているのも好評価です。

「あ、ありがとうございます・・・あなた・・・。」

 ちなみに今の一撃で俺は数分意識不明になった。

 1000年かけた修行すらぶち抜く精神攻撃・・・恐るべし。

「ま、魔王様!!私はどうですか!」

 次はアリスだ。アリスは・・・おお、フリルタイプか。色はエメラルドグリーン。金髪によくあいますね(主観)。

 ニンベルグと比べるとつつましいが、アリスもそれなりなのでたゆんたゆんしてます。

「ああ、とてもよく似合っている。」

「きゅぅ・・・」

 アリスはたおれた!!

 ニンベルグが介抱しているようだ。

「ま、魔王様・・・ど、どうでしょうか・・・?」

「どう?魔王様。」

 次はニアとテラが一緒に来た。

 ニアはビスチェというやつだな。ちょっと服っぽい。だが、そのベージュっぽいのが栗毛色の彼女によく似合っている。あとその動く尻尾は反則や。

 続いてテラ。超幼児体型な彼女だが、ビキニタイプを着用。色は水色。銀髪エルフな彼女にとってもよくあいます。ああ、その眼鏡越しにじっと見つめないで。襲いたくなる。

「二人とも最高だ。自分の特徴をよくわかっている。」

「ありがとうございます!」

 おお、しっぽがぶんぶんしてる。

「・・・ありがとう。」

 テラのその口調は反則やと思うんよ。

「あ、あんたのためならこういうかっこもやぶさかではないわよ!」

 と、顔を真っ赤にしながら歩いてくるリース。

 彼女の装備は、な、なんと!ブラジリアンビキニ!!布が少ない!!

 彼女もまたうちの伝説の超メイドに比べるとつつましいがやはりナイスバディなので、最高に目の保養なのだ。

「き、貴様ぁ!!目が幸せすぎて死んでしまうぅ!!」

「・・・苦しむか喜ぶかどっちかにしなさいよ、忙しいわね。」

 と、ツインテールを揺らしながらこっちに歩いてくると。

「ま、褒めてくれるのはうれしいんだけどね、ありがとう。」

 と、頬に軽くキスをして、他の女子のところに走って行った。

「へにゃり」

 魔王、本日2度目の卒倒でした。

「ま、魔王様・・・平坦でごめんなさい・・・。」

 最後に申し訳なさそうに出てきたのはルーツだ。

「べつに平坦でもいいのだぞ?俺はそっちも好きだから。」

 とルーツの装備を確・・・に・・・ん。

 す、すく、スク水だとぉ!?しかも、白スクだと!?

 銀髪ロングのいたいけな赤い瞳が俺を上目づかいに見つめる。

「る、ルーツ・・・いったい、どこで覚えてきた・・・!?」

「へ?に、ニンベルグさんが教えてくれました。」

 超メイドさん、あんた、最っ高だよ。

「もう、幸せしゅぎて、ダメぁ・・・」

 俺の意識はまたもや飛んで行った。

 その後、持ち直した俺はしばしば女子勢と海岸競技を楽しむ。

 のだが、ビーチバレーでクレーターを量産し、スイカ割りで海を割り、砂で城どころか町をつくる始末。

「・・・俺の知ってる海遊びじゃない!!」

 なんできゃっきゃうふふどころかヒャッハーしてるんだよ、うちの子たちは。

 そしてスポーツも終わったところで。

「さて、本題に戻るか。」

 今回は海軍の編成だ。

「んーと、まあリストを見るに・・・。」

 魔物カタログを見ながらリストアップしていく。

「んむ、まずはクラーケンだな。」

 結果:みんながびしょびしょになる。有望株ですね。

「続いてシーサーペント」

 結果:かわいい蛇が生まれた。しかし凶悪。こいつも有望株。

「次は・・・アローフィッシュ?」

 結果:ダツという魚だよ、これ。しかも異世界補正でさらに凶悪に。希望の星です。

「お次は・・・」

 このようにして戦力選定を終えた。

海軍の編成はクラーケン、シーサーペント、アローフィッシュを主軸に、

男を惑わすマーメイド、海の恐怖フィッシュマン、さらには某怪獣王のような風貌のディープシーマカラ。

挙句の果てには水につかると透明化するスケルフィッシュなんかもいる。

「だが、俺のお気に入りはこいつなんだな。」

 その名はエレクト。一言でいえば電気うなぎ。これで気の強い女船長をびりびり・・・。

「ふっふっふ・・・。」

「ま、魔王様が悪人面をしている・・・!?」

「この顔は間違いない!なにかえげつない作戦を・・・!?」

 いったい人をなんだと思っている。

・・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

「魔王様。お願いごと。」

「お、どうした?」

 テラが珍しく俺にお願い事をしに来た。

「氷と土の有効活用、考えた。」

「ほう?」

 ぶっちゃけ俺の頭の中じゃ超高速建造くらいしかないです。

「ゴーレム、作り放題。だから、ゴーレムの本、ほしい。」

 なるほど!!ゴーレムか。そいつは名案だな。

「よしわかった、ここの地下書庫には山ほど本がある。司書は胡散臭いが、いいやつだ。話を通せば出してくれるだろう。」

「ん、わかった、ありがとう。」

 いそいそと出ていくテラ。彼女なりに頑張るというのか。たとえ、人界に敵対しても。

「あ、ラート。ねえねえ、ちょっと聞きたいことがあるんだ。」

「ん?リースか。どうした?本の内容でわからんものでもあったか?」

 先の作戦のご褒美に、リースには兵器工学の本を与えたのだ。

「うん、ここのところなんだけど・・・」

 リースと兵器に関する話をしてる最中ふと、あることが頭に浮かんだ。

 『リース謹製の兵器群を装備したテラ謹製ゴーレム軍団』

 それを思い付いたおれはある本を手繰り寄せていた・・・。



みなさんはどんな水着が好みですか?

私は競泳水着です。フロントジッパーじゃないの。

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