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happy?

この話は郁・桃李が中学1年の話です。

私は今、斜め前の男子 國崎くにさき 桃李とうりの横顔を眺めている。今こうしている時間が学校生活の中でhappyな時間だ。

私の名前は相宮郁あいみや いく。郁って名前は前まであまり好きではなかった。でも今はすっごく気に入ってる。


國崎桃李は私の初恋の人❤小学校1年生の時、算数の少人数で席が隣だった。私が消しゴムを落とした時に桃李が拾って「あいみやいく?かわいいなまえだね」と言った。最初はこんな名前嫌だったけど桃李に可愛いと言われ今では 郁 と言う名前が大好きだ。ついでに桃李は私の好きな人の条件にすべて当てはまっている。

1.かっこいい

2.優しい

3.笑顔が可愛い

4.話が合う

5.運動神経抜群

6.頼れる

私の条件にあう人なんて昔も今も桃李しかいない

「相宮、この問題答えてみろ」

今は数学の時間。この先生まじでウザイんだよね。いつも絶対に私を指す。

「答えられないのか!?」

チッと舌打ちをするとまたなんか言ってきた。

「あっ!なんだその態度は。先生に喧嘩売ってるのか」

いつもこんな争いが続く。

「別に 売ってないんだけど。ってか売ってもな~んも価値ないしっていうかさ~先生が勝手に怒ってるだけじゃん。」

先生は郁に殴るふりをした。

「殴ればいいじゃん。なに怖がってるの?首になるのが怖いの??」

私は鼻でフッと笑った。クラスのみんなはいつものことだから[いいぞ相宮]とか[先生大人気ない]とか言ってる。だけど桃李は違う。いつも[やめろよ]とか[ケガはするなよ]とか優しい言葉をかけてくれる。今日はどんな言葉を言ってくれるのかな~と少し期待した。

私と先生が言い合いをしていると桃李が口を開いた。

「先生何でいつも相宮をいじめてるんですか?楽しいんですか?あっ!ついでに言っておきますけど先生がさっきしていた殴るふりとか机を蹴り飛ばすとかは教育委員会に言えば先生すぐに クビ ですよ。」

「誰がそんな子供だまし真剣に聞くか!」

「子供だましじゃないですよ。確か10人以上の生徒が先生の今までしたことを書いて持っていけば話し合ってくれますよ。僕の友達の社会の先生が確かそれでクビになったって聞きましたけど」

(かっこいい。かっこよすぎるよ桃李)

先生は黒板に向かって歩き始めた。「つ、続けるぞ。教科書開けろー26ページ」先生は授業に戻った。私の席は1番後ろの左から1番目の場所。桃李は私の右斜め前の席。私は手紙を消しゴムと消しゴムのケースの間に入れ桃李の机の上に投げた。内容は〔さっきはありがとう。助かった。さっきの話、本当?〕

桃李は読み終わると私の顔を見てニコッと笑い返事を書き始めた。手紙は私の前の席、坪田の机におかれた。(坪田って言うのは不登校の男子です。)

私は先生に気づかれないように手紙をとった。手紙にはきれいな字で〔さっきのは嘘だよ。もう先生と喧嘩するのやめなよ。〕と書いてあった。私はなぜかその手紙をクシャッと丸めた。私は新しい紙を取り出した。


読んでくれてありがとうございます。

次話もよろしく*

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