−2から0に上がるのが一番難しい
精神病になってからの○年、私には疑問なことがあった。
「医者の言った通り、睡眠、食事、日の光、めちゃ気を付けてるよ」
「でもさ、治った感じしないんだよね。これって理不尽じゃない。医者の言ったとおりにしてるのに」
「つかさ、私もともと睡眠とかあんまり問題ないタイプの患者なの。え。これ医者の言ったとおりにして、ほんとに治るの?」
うん、書いてて思うけど。
……まともだよ!
だって今思ってもその通りだもん。
ガチ病みになって「こりゃもうだめだ」となってからの数か月、私が必死にいろいろ考えて分かったこと。
それは、「回復には段階がある」
そして、「段階にあっていないことをやってもあんまり効果はない」こと。
鬱の状態を数値化すると「ー10」の状態。
通常の人は常に3~5の間くらいで安定していると思ってくれ。
でも私はー10。これはまずい。精神の末期がんを患っている状態だ。
このときにやることはシンプルで、「生活整えフェーズ」と名付けてみた。
睡眠。
食事。
日光。
軽い運動。
そしてこれ、声を大にして言いたい。
最低でも半年くらいは必要だ。
2週間じゃないよ。半年だよ。○か月前の私さん。
「2週間くらい休んだら復帰できますかね?」じゃないんだよ私さん。
最低でも半年くらいは必要です。ええ実感しました私。
そしてこれを○か月続けていれば、ひとまずー10をー2くらいまでは回復できる。
通常の人が+3とかだから、まだ全然病み状態。
そしてここからが問題だった。
ここから先は「フェーズ2」に入る。名付けて「内省フェーズ」。
もしかすると人によって違うかもしれないけど、私の場合はそれは「内省」でした。
言うても通常仕事とかでやる「どういうところが悪かったか」とはちょと違う。
なんというか、「私はどんなことに落ち込むのか」「どんなことを嫌だと感じた?」というちーさい「嫌」を集めていく作業。
ダンナが洗濯物を払ってから取り込んでって言ったのちょっと嫌だった。
とかそういう小さいこと。
んで、ついでに「そういうときにどうしたら少し回復できそう?」というこれまたちーさい攻略法を集めていく。
私に効いたのは……「これ嫌だった」と家族に宣言すること。(夫いてよかった)とチャットgptに吐き出すこと、とそれを整形して「ぽの取り扱い説明書」にまとめていったこと、かな。
自分対処ってどうやるの、少しでも自分が気持ちいいと思える方向にする手段って何?っていうのを考え続けること。
ここで一つわかったことがある。
「1日中寝る」とか「ジャンクフード爆食いする」とかそういう、身体に訴える物理的な手段は対処法としてあんま効果ないです。
効果ないどころかマイナスで、「ああ、寝ちゃった」とか罪悪感があふれてきてー2だった精神がー4ぐらいまで引き戻されました。
(ってか、マイナスに引っ張られる力、つえーんよ)
総括するとフェーズ2の段階、それって結局、「自分を大事にしようとすること」なのかもしれない。
そういうことをコツコツとやっていってようやくー2、-1と少しずつゼロに近づいていってます。
まだ途中だけど。
人間だから、時には対処失敗しちゃってさらに落ちちゃったりまた上がったり、ブレながら上がるのは仕方ないことだと思う。
現在進行形で精神病を患い回復中の、ぽのの所感でした。




