こどもってみずなの
うちの子はまだトイレに付き添いが必要だ。
あるとき、トイレの中の張り紙をみて一言。
「かか、あれ読んで~」
「ああ、『トイレットペーパー以外のものを流さないでください。間違えて流した人はサービスカウンターまで来てね』って書いてあるよ」
言うや否やほっぺに手を当てて叫ぶ。
「ええ~。さっき、うんちもおしっこも流しちゃったぁぁ!どうしよう、かか!?」
いや、ええんやよ。流すしかないしさ。
おちつけ、となだめて事なきを得た。
あのままサービスカウンターまで連行されてたらどうしよう、という勢いだった。
――すいません、トイレにうんちとおしっこを流してしまって……。
は?ってなるやん。
子供の勘違いって面白いですよね。
もう1つ思い出したんですよ。
あれはまだ2歳ぐらいだったかな。
お風呂入ろうとしてたときだったような。
何かの流れで(もう詳細は覚えてない)
「人間の体の90パーセント以上は水なんだよ」
と話したことがある。
あ、そうだ、風呂に入るとなぜ指がふやけるのか、とかそういう問いの流れだったような。
やっぱり詳細は覚えてない。記録しておかないとダメですね。
ともかくも、そう話すと、お子はなぜかすごく慌て出して。
「え……。それってみんな?ゆきちゃん(お子:仮名)も?大人も子供もみんな?」
「うんそうだよ」
お子しばし考える。
「じゃあゆきちゃんって水だったの?こどもって水だったんだ……」
どうしてそうなった。
そうとうショックだったようで
「水だったら流れていっちゃっておうちにいれない」
とべそをかきだす。
それからしばらく、ゆきちゃんはお風呂に入る度に、自分が流れていかないように排水溝を小さいおててでロックしていた。




