──*──*──*── 3週間後
弓弦さんとオレは、《 退魔仲介所 》で受けた依頼を次々と解決させていた。
報酬額は少ないけど、中々骨が有って、やり甲斐の有る依頼が多い。
マオ:厳蒔磨絽
「 弓弦さん、此処で昼食にしない?」
厳蒔弓弦
「 川原か。
偶には良いかもな 」
そんな訳で、何処かで忍んでオレを監視していたミニマムキーノが現れて、レジャーシートを広げて敷いてくれる。
笠の中から風呂敷に包まれた重箱も出してくれる。
重箱は4段ある。
ミニマムキーノは笠の中から座布団を出すとレジャーシートの上に置いてくれる。
更には、結ばれていた風呂敷をほどいて重箱を1段ずつ置いてくれて、湯呑みに和茶も注いでくれる。
甲斐甲斐しくて至れり尽くせりだ。
マオ:厳蒔磨絽
「 有り難な、ミニマムキーノ 」
分身体:ミニマムキーノ
「 痛み入りますエリ 」
気の利きまくるミニマムキーノに御世話されながら、弓弦さんと一緒に昼食を始める。
川原でせせらぎを聞きながらの昼食も偶には良いかも知れない。
弓弦さんと2人でピクニックなんて初めてだよな(////)
こんな所をセロに見られたりしたら、“ 浮気してる ” って勘違いされ兼ねない。
弓弦さんがセロに消され──いや、弓弦さんはオレの恩人だ。
幾ら何でも流石のセロもオレの恩人を〈 テフ 〉に変換するなんてしないだろう。
弓ゆ弦づるさんは戦力になるし、頼りになる眷属だ。
ミニマムキーノも居いるんだから、セロにバレた時ときだって、きちんと事情を説明してくれる筈だ。
きっと……多分…………大丈夫…………うん……大丈夫だと思う。
昼ひる食げを終えると、後あと片かた付づけはミニマムキーノが済ませてくれる。
後あと片かた付づけを終えたミニマムキーノは、まるで存在しなかった様ように姿を消してしまった。
何ど処こかに潜ひそんで忍びながら、オレの監視を再開したんだろう。
川かわ原らを後あとにして弓ゆ弦づるさんと依頼書に書かれている場所へ向かう。
これから向かう場所には、馬うま面づらをした怪異が出没して旅人達を襲うらしい。
“ 旅人を襲う ” と言っても旅人に暴力を振るったり喰たべたりはしないらしい。
何なんでもし・つ・こ・く・子こ作づくりをせ・が・ま・れ・る・らしい。
何なんて恐ろしい怪異なんだ!!
これは由ゆ々ゆしき事件の臭においがプンプンする!!
性欲を旅人にぶ・つ・け・よ・う・と・する危険極きわまりない怪異なんて、弓ゆ弦づるさんの弓技で天誅を下くだして殺やらないとだ!
そんな訳で、性欲を振り撒く危険な馬うま面づらの怪異が出没する場所へ向かった。
──*──*──*── 雑木林の道
マオ:厳蒔磨絽
「 此こ処こが馬うま面づらの怪異から子こ作づくりをせ・が・ま・れ・る・場所…… 」
厳蒔弓弦
「 見晴らしの良よくない場所だな。
雑木林へ連れ込まれてしまえば、逃のがれるのは困難だろうな 」
マオ:厳蒔磨絽
「 そ…だね…… 」
雑木林に連れ込まれて子こ作づくり……恐いな……。
マオ:厳蒔磨絽
「 子こ作づくりって事は女性が被害に遭ってるって事かな? 」
厳蒔弓弦
「 依頼書には其そ処こ迄は書かれて無いな。
旅人の装よそおいで来これば良よかったな 」
マオ:厳蒔磨絽
「 そだね……。
流さす石がに退魔師の姿で歩いてる2人り組ぐみには声を掛けたりはして来こないよね…… 」
厳蒔弓弦
「 気配を殺ころして待ってみるか 」
マオ:厳蒔磨絽
「 う…うん…… 」
弓ゆ弦づるさんと共ともに気配を殺ころして馬うま面づらの怪異が現れるのを待つ事にする。
退魔師って意外と高い確率で張り込みする場合が有るから、まるで張り込みをする刑事の気分だ。
気配を殺ころして暫しばらく待っていると、4人にん連づれの男達が喋りながら現れた。
此こ処こに馬うま面づらの怪異が出没するのを知らないのかな?
弓ゆ弦づるさんと隠れて様子を伺っていると、何い時つの間まに現れたのか──、誰かが道の真まん中なかに踞うずくまっている。
市いち女め笠がさを被かぶっているから顔は見えない。
マオ:厳蒔磨絽
「 何い時つから居いたんだ? 」
4名めいの男達は踞うずくまっている人物に声を掛けている。
此こ処こからは良よく見えないけど、鼻の下を伸ばしてるんじゃないだろうか──。
厳蒔弓弦
「 マオ、何い時つでも抜ける様ようにな 」
マオ:厳蒔磨絽
「 えっ?
うん…… 」
弓ゆ弦づるさんは、4名めいの男達に囲まれている女性を怪しんでいるみたいだ。
静かに様子を伺っていると、何なにかの弾はずみで女性の頭から市いち女め笠がさが落ちた。
4名めいの男達が、けたたましい悲鳴を上あげる。
人間の女性じゃなかったぁぁぁぁぁああああああ!!
女おんな物ものの着物を着て、女性に変装していた馬うま面づらの怪異だった!!
いや、馬うま面づらと言うよりも、まんま馬だから──2足歩行をする馬の怪異だ!!
男:A
「 い゛っ…いゃあああああっ!! 」
男:B
「 ばっ──ばけものぉ~~~~!! 」
男:C
「 お……お……お助けぇ~~~~!! 」
男:D
「 ひっひぇぇぇぇえええええ!! 」
2足歩行の馬の怪異を目の前まえにして、4名めいの男達は地面の上うえで震えている。
動けないのを見ると、腰を抜かしたのだろうか──。
何なんとも情けない姿だ。
馬の怪異
「 ブヒヒヒヒヒッン!
今日きょうは4人か!
大量じゃないかぁ~~♥️
これで暫しばらく楽しめるぞぉ~~ 」
馬の怪異はブヒヒンと鳴きながら下品に笑っている。
声が野の太ぶといから、あの馬は雄オスだと思ったけど、相手が男ばかりだから雌メスなのかな??
分からーーーーんっ!!
馬の怪異
「 ブヒヒヒヒヒン。
早速、味あじ見みをしてみるかぁ~~ 」
馬の怪異は女おんな物ものの着物を脱ぎ捨てると、1人の男を捕つかまえて着用していたズボン── 別の名前が有るかもだけど、ズボンって事で! ──を強引に脱がせる。
男は真まっ青さおな顔で女性みたいな悲鳴を上あげる。
馬の怪異の視線は、丸見えの尻ケツに向けられている。
マオ:厳蒔磨絽
「 な…何なにをする気なんだろう??
浣腸……とか?? 」
厳蒔弓弦
「 …………………… 」
弓ゆ弦づるさんはツッコンでくれなかった。
馬の怪異は丸見えの男の尻ケツに何なにかを近ちか付づけている。
此こ処こからじゃあ、馬の怪異が何なにを近ちか付づけているのか分からない。
暫しばらくすると、「 あぎゃゃゃゃゃあああああああーーーー!! 」という男の悲痛な悲鳴が聞こえた。
まるで断だん末まつ魔まの叫びみたいだ。
馬の怪異の「 ブヒヒヒヒヒン! サイコぉ~~だぁ~~♥️ 」という声こえも聞こえて来くる。
マオ:厳蒔磨絽
「 何なにかさ・れ・て・る・??
弓ゆ弦づるさん、これってそ・ろ・そ・ろ・行った方ほうが良いいのかな? 」
厳蒔弓弦
「 ……………………射いろう 」
そう言った弓ゆ弦づるさんは魔ま喰ぐらいの弓を構えると容赦無く矢を射いった。
いきなり射いるとか、どうしちゃったの??
放はなたれた矢は馬の怪異には命中せず、スレスレを飛んで行った。
厳蒔弓弦
「 チッ──。
外はずしたか! 」
弓ゆ弦づるさんが舌打ちしたぁぁぁぁぁ!!
シュンシュンの舌打ちは聞き慣れてるけど、弓ゆ弦づるさんの舌打ちは初めてかも知れない。
弓ゆ弦づるさんも舌打ちするんだ……。
馬の怪異
「 ブヒヒン?
何なにか飛んで来きた!?
あっ──あぁぁぁぁぁぁぁぁ~~(////)
今ので出だしてまったぁぁぁぁぁああああああ♥️ 」
馬の怪異は男の尻ケツから自身の息子を抜く。
プルプルと全身を震わせている男の尻ケツからは、先さき程ほど注そそがれたばかりの●液が滴したたれている。
尻ケツから抜かれた馬の怪異の息子は元気に反り立っている。
馬の怪異
「 ブヒヒヒヒヒン!
はぁ~~~~(////)
もう1人くらい掘っとくかぁ~~ 」
ビンビンしている馬の怪異の息子の先端からも白く濁にごった●液が滴したたれている。
そのまま近くに踞うずくまり震えている男をむ・ん・ず・と捕つかまえ、またまたズボンを強引に剥ぎ取る。
露あらわになった男の尻ケツの穴を目め掛がけ、ビンビンに反り立つ逞たくましい凶器──馬の●ン●ンが迫る!!
馬の怪異は興奮しているのか、先端からドピュドピュと●液が溢あふれ出だしている。
男はピンチだった。
初めて自分の尻ケツを掘る相手が人間ではなく、馬の怪異だなんて誰が思うだろうか。
男:C
「 い…いやだぁぁぁぁ!!
他ほかの奴にしてくれぇぇぇぇ~~~~ 」
馬の怪異
「 ブヒヒン!
そう嫌がるなよ。
お前まえも自分からコイツにしゃぶり付く様ようになるんだよぉ!! 」
「 ブヒヒン 」と下品に笑う馬の怪異は、嫌いやがる男の尻ケツを両手で掴んみ固定する。
ビンビンに反り立ち、●液を滴したたらせる元気な息子を穴の中へ突っ込むと白く濁にごった●液をドピュドピュと注そそぎ始めた。
恍惚な表情で「 ブヒヒヒヒヒィィィィン 」と叫びながら馬の怪異は腰を激しく前ぜん後ごに振りながら、尻ケツに入いれた息子で奥まで突きまくる。
マオ:厳蒔磨絽
「 ………………あの馬の怪異、何なにしてんの??
あれって助けた方ほうが良いいのかな??
………………斬きっちゃって良いいのかな?? 」
ぶっちゃけるとズボンを脱がされた尻しり丸出しの男が、馬の怪異からさ・れ・て・い・る・行為に関しては、何なんと無く予想は付いていた。
美青年好ずきなシュンシュンと男同士の❌❌❌が好きなキギナから受けた悪影響の所為おかげでなっ!!
最初の男も2人目の男も、馬の怪異に尻しりを掘られている最中って事だ。
“ 掘る ” の意味は分からないけど、無理矢理に開花 “ させられてる ” っ事だろうか??
開花させる意味も分からないけど……。
でも仕方無いのかも知れない。
だって男の下半身には女性みたく前まえに男の凶器パオーンを入いれる穴が無いからだ。
尻しりの穴しかないんだから仕方無いっちゃ仕方無いのかも知れない……。
馬の●ン●ンが何どれ程ほど立派なモノかは分からないけど、人間のモノ以上に凶器じみているのは否めないかも知れない。
でも、男の身体からだには女性が持っている子宮も卵巣も無い訳だから、仮に尻しりの中に●液を出たしまくられたとしても妊娠する事は無い訳で──。
被害に遭ってるのが怪異の子供を孕はらんでしまう可能性の高い女性だったら、間違いなく襲われる前まえに助けないといけないけど──、怪異の子供を妊娠する心配の全まったく無い男が襲われている訳だから………………どうしたら良いいんだろう??
もしも、あの馬の怪異が襲う対象に、女性も入はいっているのなら、斬きって退治する必要が有る。
だけど、あの馬の怪異が襲う対象が、男だけだったとしたら?
態わざ々わざ退治をする必要って有るかな??
男が男と❌❌❌するのは≪ 平安京 ≫でも良あく有る事らしいし──。
特に裕福な貴族の男子や《 陰陽院 》の年配者に多いらしくて、立場の低い新人や立場の弱い若者達が、先輩や上司からの❌❌❌被害に遭ってるとか──。
平民の中にも多くは無いだろうけど、男同士で❌❌❌し合う人達は居いるだろう。
今回は相手が人間じゃなくて馬の怪異ってだけの話はなしなんだよな…………。
チラリと弓ゆ弦づるさんに目を向けてみると、矢に法ほう力りきを込めている最さい中ちゅうみたいだ。
矢に集められている法ほう力りきの色いろがドス黒ぐろく染まっていて何なんか恐い……。
どうやら弓ゆ弦づるさんは、あの馬の怪異を確実に殺やる──仕し留とめる気らしい。
こんなに恐い弓ゆ弦づるさんは初めて見るかも知れない。
やっぱり、倒さないとだよな!
例え妊娠をしない男であっても、襲われている事には変わらないし、初めて自分の尻しりを掘る記念すべき相手が、人間じゃなくて怪異なのも可哀想だもんな??
弓ゆ弦づるさんが馬の怪異を殺やる気なら、オレも覚悟を決めなくちゃ!
腰に提さげている魔ま具ぐ刀とうの柄つかを握る手に思わず力ちからが入はいる。
首、斬きっちゃえば良いっか。