表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/33

✒ 腹ペコ妖怪を退治しよう!


──*──*──*── 藪林の道


マオ:厳蒔磨絽

「 依頼書に書かれてる場所はかな? 」


厳蒔弓弦

「 もうぐ日が暮れるな。

  気配をころし、腹ペコ妖怪がるのを待ってみるか 」


マオ:厳蒔磨絽

「 そうだね 」


 づるさんと話し合って、気配をころしながら、藪林の中に姿を隠してひそむ事にした。

 しばらく待っていると2つの影が見えた。

 子供が2人、歩いてる。


 背の高い子供は右手に荷物を持っていて、左手で背の低い子供の手を握って仲良く歩いている。

 兄妹きょうだいかな?

 ゆうこくに子供が急ぎ足で道を歩いている。


 荷物を持っているって事は、お使いの帰りかな??

 お使いを子供だけに任せるなんて、親の顔が見てみたいな。

 子供は肉が柔らかくて、香りがいとかの理由で怪異に襲われ易い存在だ。


 怪異に子供は御馳走だ。

 怪異に襲われたらだよ。

 るのは腹ペコ妖怪らしいし……。


 大人おとなしく見ていると、子供達のまえに誰かがうずくまっている。

 さっき迄あんな奴、たかな??

 子供達はうずくまっている人物に駆け寄ると、心配そうに声を掛けている。


 幼い子供は純粋で疑う事を知らない。

 だから、子供の怪異がらみ被害は無くならないみたいだ。

 子供達はうずくっている人物と話をしている。


 うずくっている人物の影が

 影が怪しく動いている。

 彼奴アイツは人間じゃない──。


 子供達を引き離して、この場から避難させないといけない!!

 オレが動こうとした矢先、づるさんが先に動いた!!

 気配をころしたままだから、怪しい人物はちかづるさんの気配にまったく気付いてない。


 オレも気配をころしたままちかく。

 うずくまっていた人物は子供達のまえほんしょうを現した。

 デカい蛇の怪異だ!!


 オレは走りながら腰にげているとうつかを握る。

 でも抜いてり付ける為にだ!

 2人の子供はほんしょうを現したデカい蛇に驚いて尻餅を付いている。


 背の低い女の子──妹がデカい蛇の恐ろしさにえきれず泣きした。

 デカい蛇はくちから2本に分かれたしたしていて、でも子供を呑み込める体勢になっている。


 泣きじゃくる妹を守ろうと背の高い子供が両手を広げて立っている。

 舌舐めずりしているデカい蛇が怖いのだろう、失禁をしてもなお、兄として妹だけは守ろうと頑張っている。

 なんてとうと兄妹きょうだいの絆だろう──。


 走ってもに合わないと思ったオレはかくする為に元素エレメント魔法マジックはなとうと──するまえに、づるさんがデカい蛇を背後から蹴り飛ばし、踏み付けたぁぁぁぁぁああああああ!!!!


 あのづるさんが怪異にあしりするなんて──!!

 でも、慣れてる感じ??

 オレが知らないだけで、さんって結構な頻度であしりとかしてるのかな……。


 デカい蛇を踏み付けているづるさんには威圧感が有る。

 さっきまで震える子供をようとしていたデカい蛇が、づるさんに()って震えている。

 ちなみに2人の子供の動きもまっている。


マオ:厳蒔磨絽

づるさん! 」


厳蒔弓弦

「 マオ、腹ペコ妖怪らしき奴をらえたぞ。

  矢でったほうが良かったか? 」


マオ:厳蒔磨絽

「 子供が巻き込まれたかも知れないし、矢はらなくてかったんじゃないかな?

  子供が無事でかったよ 」


厳蒔弓弦

「 未遂でかったな、腹ペコ妖怪。

  子供をらえば消しずみにしていた 」


マオ:厳蒔磨絽

「 消しずみさすに勿体無いよ、づるさん。

  キーノ(分身体)に頼めば、蒲焼きにしてくれると思うし 」


厳蒔弓弦

「 はははっ。

  蒲焼きとたか!

  ──聞いたな、腹ペコ妖怪。

  おまえは蒲焼きになれるそうだ。

  かったな 」


蛇の妖怪

〔 どうか……お助けを──!!

  ほんのごごろでして──!! 〕


厳蒔弓弦

「 ほぅ?

  おまえごごろで子供を襲うのか。

  ならば、ごごろで蒲焼きにしても構わないな 」


蛇の妖怪

〔 ひぃぃぃぃぃ~~~~!!

  どうかっ、どうかっ、御慈悲を~~~~ 〕


マオ:厳蒔磨絽

「 駄目に決まってるだろ!

  今回みたいた手を使って、今迄も人間を襲ってらってたんだろ!

  山賊とか盗賊とか野盗とか狙って襲うならだしも、無力な人間を襲ってらってたんだろ!

  自分が襲ってらうだけの立場だって思いがっていたのがわるいんだからな 」


厳蒔弓弦

「 そういう事だ。

  マオの決定はくつがえらない。

  諦めて蒲焼きになれ 」


蛇の妖怪

〔 く……くぅぅぅぅううううううう──。

  腹さえ減ってなければ……おまえなどに負けはしないのにぃぃぃぃぃ!!!! 〕


マオ:厳蒔磨絽

づるさんの弓技には敵わないって── 」


 づるさんはして、うるさいデカい蛇の妖怪を気絶させた。


マオ:厳蒔磨絽

「 これで依頼を1つ、解決だね!

  げずにく頑張ったな。

  もう暗いし、家まで送るよ 」


子供:兄

「 …………にいちゃん達は……誰?? 」


マオ:厳蒔磨絽

づるさんとオレは退魔師だよ。

  藪林の道に出没する妖怪を退治しにたんだ 」


子供:兄

「 ひなちと僕は助かったの?? 」


マオ:厳蒔磨絽

「 そうだよ。

  この道にる腹ペコ妖怪──コイツは、蒲焼きにして食べちゃうから、もう襲われたりしないよ 」


 そう言うと兄妹きょうだいは互いの顔を見合わせ、安堵した顔になる。

 兄は妹を立たせると土を払ってあげる。

 妹思いの兄ちゃんみたいだな。


 オレはミニマムキーノを呼ぶ。

 忍んで監視していただろうから事情は知ってる筈だけど、理由を話して子供達を家まで送ってくれないかと頼んでみた。

 ミニマムキーノはこころよく承諾してくれる。


 子供を送るまえに、ミニマムキーノにはづるさんが気絶させたデカい蛇をかさの中へれてもらった。

 これでこんはんゆうは巨大蛇の蒲焼き定食に決定だと思いたい。


 子供を送り届けてくれるミニマムキーノを見送ったあとづるさんとオレは《 げんじの屋敷 》へ向かって歩いた。

 シュンシュンがてくれれば、転移陣で一瞬なんだけどなぁ~~。

 セロに頼んで転移魔法を使えるようにしてもらおうかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ