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除霊師セツナと最強幽霊  作者: 糸尾 文
ナースコールは止められない
1/7

prologue

 その病棟のナースコールは、時々真夜中に鳴る。


 場所はいつも、入院患者がいない病室だ。看護師が一応見に行くが、結局皆、首をかしげて戻ってくる。誰もいないのだ。空き部屋なのだから当たり前である。

 一度見に行けば、その後鳴ることはない。


 時間は決まっている。午前三時きっかりだ。しかし、曜日は様々で、規則性はなかった。

 気まぐれのような呼び出しに、看護師たちの間ではまことしかやな噂が立つようになる。


 どうやら。

 この病院、「出る」らしい、と。

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