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ローファンタジー・ホラー・その他短編

遠い明日

作者:トウリン
気付けば僕は、そこにいた。
ぼんやりと空を眺めていた僕の前に、一人の少女が現れる。

「ねえ、おにいさん」

――無味乾燥な空気の中で、彼女の声は、銀の鈴を鳴らすように涼やかだった。
2017/05/27 10:02
2017/05/27 10:23
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