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空気

きみと同じ空気が吸いたい

よくそんなことを考える


いつもきみが傍にいるわけではなくて 

むしろいないときの方が多いわけで


ぼくは寂しさの空気を

一人きりで

吸い込んでいる


空気は冷たく

一人でいるんだなあと感じさせる


言葉を話すと

空気が振動する

ああ

同じ空気を吸っている

そう思う


同じ空気を吸うこと

簡単に思えるけれど

それはとてつもないことなのだ


今こうして笑い合っていること

とてつもない幸運なことだ

よく噛み締め

しっかり生きていく

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