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手の温もり
きみと繋いだ手
小さな繫がり
大きな温もり
そっと繋いでいるだけだけど
そこには大きな温かさを感じる
寒い夜を手を繋いで
のんびり歩く
いつもは憂鬱に感じる道も
きみとなら楽しく感じられる
吐く息は白い
きみも寒そうに体を震わす
それでも繋いだ手は
温かい
きみの体温を感じる
何も語らなくても
お互いに
この時間を愛している
きみと繋いだ手
小さな繫がり
大きな温もり
お互い繫がりは少ないのかもしれない
でも
好きだ
夜空に息がそっと消えていく
温かさをテーマに考えた詩です。




